ベントレーが「チャールズ3世とカミラ女王の両陛下の戴冠式を記念し」特別なクッションを製作！このイベントに合わせて5台の特別仕様車が製造されるようだ

｜　ベントレーはかつてベンテイガの製造第1号車を英国王室に収めたことがある　｜

以前にはパレード用の特別仕様車を製作したことも

さて、ベントレーがチャールズ3世とカミラ女王の両陛下の戴冠式を記念し、ベントレーの特別モデルのために限定版キャビンクッションを製作した、と発表。

ちなみにベントレーと英国王室との繋がりは深く、ベンテイガが市場投入された際、その1号車は故エリザベス女王へと納車されたことが報じられていますね。

「英国王室仕様」ベントレーのクッションはこうなっている

そこで今回発表されたクッションを見てみると、「クリケットボール、カンブリアグリーン、インペリアルブルー、サドル」の4色で製作され、アクセントパイピングは「ベルーガ、ポーポイズ、ニューマーケットタン、インペリアルブルー」。

さらに各クッションには、2023年5月6日に行われる国王チャールズ3世の戴冠式を祝うエンブレムが手縫いにて再現されています。

ベントレーによると、それぞれのエンブレムは2種類の糸で構成されており、完璧な仕上がりにするために3日間、4回の刺繍加工が必要になる、とのこと。

クッションはすべて北欧産の皮革を使用し、検品後に裁断、縫製、成形が行われ、仕上げに至るまですべてが手作業にて行われています。

残念なことにこのクッションは一般人が購入できない

ただしこのクッションはベントレーの顧客が購入できるものではなく、ベンテイガEWB2台、ベンテイガHybridモデル2台、そしてベントレーが「高度な特注モデル」と表現するもう1台を含む、合計5台のプレスカー用に作成されたものだとされています（勝手に紋章を使用することはできないので、英国王室がベントレーに発注し、パレード用等の用途にて製作した可能性が高い）。

今回、ベントレーは「特別な」キャビンクッションを製作するにあたり、自社のヘリテージ・コレクションに収蔵されている1958年製S1 コンチネンタル・フライングスパーのクッションからインスピレーションを得たと述べていますが、もしかするとこちらも何らかの（英国王室との）繋がりがあるのかもしれません。

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