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ベントレーが最高級の素材を使用した香水「モメンタム・アンブレイカブル・オードパルファム」を発売!ボクは香水に明るくないが、ちょっと興味が出てきたな

2022/12/18

ベントレーが最高級の素材を使用した香水「モメンタム・アンブレイカブル・オードパルファム」を発売!ぼく香水に明るくないが、ちょっと興味が出てきたな

| 一時期、ハマーやフェラーリなど、自動車ブランドが香水を発売するのがひとつのブームとなっていたが |

ベントレーの説明を見ていると、ちょっと香水について勉強してみたくなった

さて、アディダスとのコラボスニーカーを発売したりといった今までにない動きを、見せているベントレーですが、今回は「香水」を発売するとアナウンス。

これは「ベントレー・モメンタム・アンブレイカブル・オードパルファム」と名付けられたもので、ベントレーによれば「最高級の天然素材、熟練した職人技、そして最先端技術を組み合わせ、ベントレーの高い基準と価値観を、持続可能でユニーク、かつ精巧なデザインで体現した香り」。※ちょっと想像がつかないけれど

インスピレーション元は「都会」「ストーンベニア」

なお、匂いのインスピレーション元は「現代のメトロポリスの垂直にそびえ立つスカイライン」だといい、そのイメージは「主張の強い、活気に満ちたフレグランス」。

ボトルは背の高い長方形、そしてエメラルドカットのダイヤモンドのようなファセットを持っており、贅沢なほど重いカスタムメイドのガラスで作られているのだそう。

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オフィシャルフォトから見てもわかるとおり、このボトル、そして香水そのものはストーンベニアからインスピレーションを受けていて、これは現在ベントレーがインテリアを仕上げるに際して用いている最新のフィニッシュだとされています。

このストーンベニアはベントレー100年来のクラフトマンシップと先端技術の融合が実現されているといい、色、パターン、テクスチャーのバリエーションは、ほとんど(他社に)真似のできないものだと自信を見せています。

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ベントレーによれば、このストーンベニアは、最高級の素材のみを使用するというベントレーの飽くなき追求を象徴するもので、ベントレーのベニアハンターチーム(そんなのがあるんだ・・・)は、並外れた労力をかけて世界最高の素材を調達しており、ユーカリ、オリーブアッシュ、バーウォールナット、リキッドアンバーなど、カナダや中国など、遠く離れた国から調達した単板もあるといいます。

そしてベントレーはスレートとクオーツァイトといった石材を別途用意し、これらは古くから石造りの豊かな文化を持つインドの厳選された採石場から(もちろん極力環境負荷をかけないよう)調達されたもの。

石材は大きな石から分割され、グラスファイバーと樹脂を用いて硬化され、その後にベントレーのコーチビルド部門であるマリナーによって手作業にて車両にマッチするように仕上げられるのだそう(この段階でウッドと組み合わせられるのだと思われる)。

こうやって完成した”革新的な”ストーンベニアは、2億年以上かけて形成された自然の産物を現代的に表現した素材となるそうですが、近年の高級車では(レクサスしかり)単に高級素材をそのまま使用するのではなく、それぞれのブランドに合うように「加工」して独自の風合いを出すことも多いように思います。

Bentley

香水のボトルには本物の石版が貼られる

話をこの香水(ベントレー・モメンタム・アンブレイカブル)に戻すと、フレグランスの名前を印象的に表現するために、ボトルの前面を雲母片岩でできた本物の石板で覆っており、この石材は100%天然のもので、1本1本の柄が異なるため、各ボトルが世界に1つしかないものとなっています。

石は薄くカットされてボトルに貼り付けられますが、薄くカットして貼ることによりボトルの形状に合わせて石を成型することができ、仕上げとしてスレートグレーのプレートにはベントレーのアイコンである「B イン ウイング」のロゴとフレグランスの名前が刻まれることに。

さらにボトルの裏側には、ベントレーの特徴である(ギザギザの)ローレット加工が施され、このローレット加工は1919年に(ベントレー創業者である)W.O. ベントレーが製造した2台目のクルマに採用されたこのトレードマークだそうですが、「手触りや見た目の心地よさを考慮して考案されたもの」だと紹介されています(知らなかった)。

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ベントレー・モメンタム・アンブレイカブルは、最先端の技術と伝統的な香水製造技術を融合させた高品質の原料を使用して作られており、ベントレーのクルマと同じく妥協のない基準をクリア。

「フレグランスが開くと、ヴァイオレットリーフがスパークリングマンダリン・スフーマにアクアティックなタッチを加え、ラベンダーの清らかな香りが、ミントのように爽やかでバラ色のゼラニウムと調和し、高貴でパウダリーなオリスが柔らかな印象を与える」と紹介されていますが、香水を使用しないぼくにとっては正直「なんのことかサッパリ」でもあり、後学のためにちょっと香水を研究してみようかと思ったり。

この香水を手掛けたのはグラース出身の調香師ファブリス・ペレグリンと、ビルバオ(スペイン)出身のアネ・アヨの二名が手がけたとのことで、カーボンニュートラルなバイオテクノロジーによって得られたこの100%天然成分(ドリームウッド)を使用しており、これによって、マイソールサンダルウッド精油と同じコードを持つ豊かで明るいオーラをもたらし、ベルベット調のダークなパチョリ(調香師が好んで使用する素材の1つ)は、クリーミーで官能的なサンダルウッドのウッディな面を強化し、さらにハイチ産ベチバーとパピルスがスモーキーさを強調し、長く続く香りの軌跡をミステリアスなオーラで包み込むといいますが、こうやってベントレーの香水の紹介を見てみると、香水はまさにそれひとつが「完成された芸術」なんじゃないかという気がしてきますね。

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参照:Bentley

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