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ゴードン・マレーの発売するSUVの重量はなんと1,100-1,200kg!ピュアエレクトリックにもかかわらず革新的構造によって驚異の軽さを実現

2022/08/01

ゴードン・マレーの発売するSUVの重量はなんと1,100-1,200kg!ピュアエレクトリックにもかかわらず革新的構造によって驚異の軽さを実現

| ガソリン車であってもSUVでこの重量は実現し難い |

そして気になるのはその価格

さて、マクラーレンF1の設計者、ゴードン・マレーが主宰する自動車メーカー「GMA(ゴードン・マレー・オートモーティブ)」。※CEOは別に立て、フィリップ・リーなる人物が務めるようだ

すでにスーパースポーツとしてT.50、そしてT.33を発表していますが、ピュアエレクトリックSUVを2台開発中であることがアナウンスされており、そして今回はそのSUVについていくつかの情報がもたらされています。

まず重要なのはその「車体重量」で、このSUVのうち1台について、1,100kg~1,200kg程度に収まるということ。

ちなみにゴードン・マレーは重量には非常にこだわっており、マクラーレンF1では1,138kg、GMA T.50では986kg、T.33が1,100kg、「シティカー」に至っては385kgという軽量性を誇ります。

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まだまだ不明な点は多いが

なお、この2台のSUVについては「FFと4WD」だと言われており、車体構造についてはスチール製のパイプとカーボンファイバーとを組み合わせたGMAの独自構造「iStream」を採用するといい、これは軽量性と量産性、ひいてはコストをバランスさせたもの。

今回「1,100~1,200kg」とされたSUVがFFなのか4WDのほうなのかはわからないものの、その重量から判断するに「FF」のほうなんじゃないかと思います。

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ただしいかに軽量といえども極端に小さくては意味がなく、よって最低限でも大人4人が乗って荷物も載せることができるサイズを持つと考えられますが、この重量はトヨタC-HR(1,390~1,480kg)より軽いどころか、マツダ・ロードスターRF(1,112kg)と同じくらいの重量であるということを意味し、文字通りの「驚くべき軽さ」ということに。

そして今後登場するであろう「4WD」のほうについては、5人乗り~7人乗りとなる可能性があり、それでもこのクラスのハイパフォーマンスSUVの「2,000kg~2,400kg」に比較して大幅に軽いことは間違いなさそう。

しかもこのSUVは「ピュアエレクトリック」

しかも驚くべきはこのSUVがいずれも「ピュアエレクトリック」ということで、たとえばテスラ・モデルYだとその重量は1,930~2,000kgであり、ますますびっくりということに。

なお、この軽量性の一つのカギは新しいバッテリーで、これは「没入型(ちょっとイメージがわかない)」流体冷却システムを採用し、車体構造と一体化したバッテリーケースに内蔵されるそうですが、パワー密度が高く、極端な温度変化にも耐えることができる、とされています(しかもメンテナンス性も確保されている)。

もちろん上述のiStream構造も大きく軽量化に貢献していて、GMAの姉妹会社であるGMT(ゴードン・マレー・テクノロジー)によって開発された3つのプラットフォームで、このうち2つが新型SUVへと採用されることに。

一般的なスチールやアルミ製モノコックに比較してどれくらい軽く、どれくらいコスト面にてメリットがあるのかは数値として表されていないものの、「より少ないエネルギーとより小さな作業スペース」で生産できるというので、このあたりまで含めると、カーボンファイバーを使用しているといえど、かなり安価に製造できるのかもしれません(ただ、ある程度のレベルを超えての量産は難しいのかもしれない)。

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