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ロータスがボクスター対向として「エラン」を発売との報道。新型プラットフォームを使用し、まさかの”エスプリ””ヨーロッパ”復活も検討の俎上に

2019/11/08

ロータス

| ロータスではたびたびビッグネーム復活が報道されるも実現せず。ただし今回は「本当にやってきそう」だ |

ロータスが完全新設計にてエランを復活させる?というウワサ。
これは英国Autocarが報じたもので、数年後に、そして2シーターレイアウトに”ポルシェ718ボクスターの対抗馬として”発売されるのではという内容です。

ロータス内のポジションとしては「エリーゼの上」、しかしより快適で、広い室内や収納スペースを持つとも予想されており、サーキット走行よりは公道で楽しむことをメインに考えているのでしょうね。
ただし「ロータス」だけにそのアイデンティティを失うことはなく、「クラス最高の軽量性を持つ」とも言われているのは”さすが”といったところです。

ロータスは「クラス最軽量」の新型プラットフォームを開発中

現時点で新型エランの詳細は明かされていないものの、現在開発中と言われる新型プラットフォームを使用すると言われ、これはエラン以外、「他の」ロータス新型車にも使用されることになりそう。
これの開発にはあと2年ほど要すると言われますが、軽量で生産性が高く、次期エヴォーラそして新型エスプリにも採用される他、新型クロスオーバーや、「エリート」「ヨーロッパ」といったモデルにも使用される可能性が報じられています。

現在ロータスは中国の吉利汽車(Geely)傘下にあり、同門のブランドとしてはボルボやLynk&Co、ポールスター、ロンドンタクシーといった面々も。
吉利汽車のCEOである李書福氏は「個人で」メルセデス・ベンツの株式を買い集めて筆頭株主に躍り出るほどの財力を持ち(スマートの株式過半数も取得した)、ロータス含むこれらブランドは、豊富な資金力にモノを言わせて積極的に展開を行っている最中です。

ロータスについては、英国初そしてロータス初となるエレクトリックハイパーカー「エヴァイヤ」を発表したところですが、今年始めには「エリーゼ、エキシージ、エヴォーラのリニューアル」も明言されており、ここ数年はロータスから目を離せない、と言った状態ですね。

ロータス「2019年に新型スポーツカーを発売する。より実用的で快適なモデルだ。その後にエリーゼ、エキシージ、エヴォーラをリニューアルする」

ちなみにロータスは2010年に「エスプリ」「エラン」「エリーゼ」「エリート」「エヴォーラ」といった5台のコンセプトカーをダニ・バハー体制下にて発表していますが(上の画像)、この際は「あまりに急進的」としてダニ・バハー氏はロータス社長の座を追われることに。

ただし今となっては豊富な資金や開発リソースを得て「当時の再現」に近い状態となっているのは色々な意味で皮肉な現実なのかもしれません。

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