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マクラーレンF1は今年でル・マン優勝25周年!当時の車両製作担当会社が現行マクラーレン6台を対象に「ル・マン優勝車仕様」へのコンバートを発表

2020/08/21

| 名付けてマクラーレンLM25エディション |

さて、先日英国のレーシングカーファクトリー、ランザンテからアナウンスされた「スペシャルモデル」。

おそらくは1995年のル・マン24時間レースで優勝した「マクラーレンF1 59号車(東京上野クリニック号)」をイメージした使用になるのではと言われていましたが、今回その特別仕様車「6モデル」が公開に。

このランザンテは1995年のル・マンにて優勝した東京上野クリニック号を製作したファクトリーでもあり、これによって「マクラーレン・スペシャリスト」として(マクラーレンに)認められることとなったわけですね。

そういった功績がP1 GTRの「ロードコンバージョン」へとつながったり、今回の特別モデルへのコンバージョン(コンバージョンを行うのみで、車両販売は行わない)へとつながったということになりそうです。

マクラーレンF1 59号車は特別な存在

なお、このマクラーレンF1 59号車「東京上野クリニック号」は非常に特別な存在であり、ル・マン24時間レースにて優勝したということからマクラーレンF1の価値を大きく上昇させています。

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そして本家マクラーレンからも、マクラーレンのコーポレートカラーである「オレンジ」と、59号車に採用されていた「ウエノグレー」とを組み合わせた(ル・マン優勝25周年)記念限定車が登場したほどで、つまりはそれほど重要なアイコンであるということですね。

今回は本家マクラーレンからではなく、当の東京上野クリニック号を製作したランザンテからの「東京上野クリニック仕様」ということになりますが、コンバージョンの対象となるのは「600LT(クーペ)」「600LTスパイダー」「765LT(クーペ)」「765LTスパイダー」「セナ」「セナGTR」の6モデル。

つまりはいずれもハードコアモデルということになり、これはランザンテらしいい選択だと思います。

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今回のコンバージョンシリーズは「LM25エディション」と題され、これはもちろん「ル・マン優勝25周年」を意味したもの。

ボディカラーはマクラーレンF1 59号車に採用されていたウエノグレーをモチーフとし、そこへトーンの異なるグレー、そしてカーボンファイバーを組み合わせています。

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そのほか、当時のマクラーレンF1 59号車を模した5本スポークホイール(7キロ軽量化できる)を装着し、これを固定するのはチタン製ハブボルト。

ブレーキキャリパーにはゴールドがチョイスされています。

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そして面白いのはドアの「59」がゴースト仕様となっていること。

つまり「あえて」目立たないようにしているということですが、なかなかに渋い仕様ですね。

反面、サイドステップには「LM25」の文字がくっきりと入ります。

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今回インテリアの画像はないものの、ゴールドのスイッチとペダル、そしてレッドとブルーのハーネスが装着されるとされ、これももちろんマクラーレンF1 59号車と同じ仕様なのだそう。

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この他オプションとして、マクラーレンF1に採用されていた「金張り」エンジンフード(金は放熱性が高いので。このあたりコストよりも実用性を重視した証でもある)、ウエノグレーペイントと「LM25」のロゴ入りキーがオプションとして用意される模様。

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この「LM25エディション」へのコンバートにかかる費用は約2000万円だとされており、作業にかかる期間は3ヶ月。

限定台数については公開されていないものの、当然ながら「無限」ではないものと思われます。

参照: Lanzante LimitedPistonHeads.com

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