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マクラーレンが突如新型車「720S GT3X」発表!公道走行不可、公式競技にも参加不可、つまり個人でサーキット走行を楽しむためだけに作られた「何からも制限を受けない究極のサーキットウェポン」

マクラーレンが突如新型車「720S GT3X」発表

| ここ最近、こういった「プライベートでサーキットを走行するためだけに存在する」クルマを発売するメーカーが増えてきた |

マクラーレンが突如ニューモデル、720S GT3Xを発表。

これは720SのレーシングバージョンであるGT3のさらに「先」を行くモデルで、いかなるレギュレーションにも縛られず、純粋に速さのみを追求したサーキット走行専用モデルです。

なお、同様の例としてはフェラーリ488モディフィカータが存在し、こちらもフェラーリが「レギュレーションに関係なく、究極のパフォーマンスを追求した」クルマですね。

フェラーリ488GTモディフィカータ
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マクラーレン720S GT3Xはこんなクルマ

そこで今回発表されたマクラーレン720S GT3Xについて、搭載されるエンジンは720S GT3と同じく4リッターツインターボ。

ただし720S GT3ではその出力に制限を受けるのに対し、この720S GT3Xではなんら制限を受けないため、720S GT3に比較してプラス200馬力ほどを発生するとのこと(710馬力程度の計算になる)。

この出力に際し、マクラーレンは720S GT3Xに対して大型タービンに大型マニフォールド、手組みエンジン、容量をアップさせたクーリングシステムを与えていますが、これらは「長丁場の走行にも耐えうる」ように設計されている、とアナウンスされています。

McLaren-720S-GT3X-3

720S GT3の外観との比較だとさほど大きな差異はなく、パっと見てわかるのはフロントバンパー形状の違い、リアウイングとリアディフューザーの巨大化といったところ。

もともと720S GT3のエアロパッケージは競技用に最適化されており、そこから変更する余地が(制限を受けている部分を除くと)小さいのかもしれませんね。

McLaren-720S-GT3X-2

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マクラーレン720S GT3Xのインテリアはこうなっている

720S GT3Xの車体構造も720S GT3と大きな違いはなく、車体の核となるのはカーボンファイバー製のモノケージII。

ただしロールケージは720S GT3X専用に改良が施され、720S GT3では用意がない「助手席」もオプションにて注文ができる模様。

McLaren-720S-GT3X-4

なお、マクラーレン720S GT3Xの価格や販売方法、限定なのかどうか、限定であればその台数などはまったく不明(実際にサーキットを走れば、720S GT3よりもずっと速いとされますが、サーキットの走行タイム、加速性能などは公表されていない)。

参考までに720SGT3の価格は6200万円程度ですが、もちろんこの720S GT3Xの価格はさらに高くなっているものと思われます。

そして「公道を走れず」「いかなる公式競技にも参加できない」ため、このクルマを購入してもサーキットで楽しむ以外の方法はなく、しかしここ最近こういったクルマを発売するメーカーが増加していることを考えると、けっこうな需要があるのかもしれませんね。

マクラーレン720S GT3Xを紹介する動画はこちら

参照:McLaren Automotive

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