![新型プジョー308発表!新型エンブレム装着、上級移行第一弾モデル](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/03/Peugeot-308-1.jpg)
| プジョーはいつの間にここまで高いデザイン力を身に着けたのか |
プジョーがフルモデルチェンジ版となる「308」を発表。
先日プジョーは「エンブレムを変更し、新型308から新エンブレム投入する」とコメントしていますが、実際に新型エンブレムを装着しての登場となっています。
新型プジョー308のプラットフォームはステランティスの持つEMP2となり、これによってホイールベースが55ミリ伸び、しかし逆にルーフは22ミリ低くなっていて、プレミアムカーとして十分に通用する佇まいを持っているようですね。
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そのスタイルはより流麗に、そして上質に
新型プジョー308を一見して思うのは「上品に、そして美しくなった」ということ。
もはやコンパクトハッチバックとは呼べないほどの堂々たるスタイルを持ち、細部に至るまで作り込まれたデザインを持っています。
![Peugeot-308 (4)](https://live.staticflickr.com/65535/51051265672_71d070b548_c.jpg)
ルーフが延長されてハッチバックというよりはワゴンに近いシルエットを持っていますが、これによって車格が上がったようにも。
「上級移行する」と宣言したプジョーの言葉に偽りはなかったということですね。
![Peugeot-308 (3)](https://live.staticflickr.com/65535/51051265722_74903a6994_c.jpg)
サイドウインドウは上下が低く、これによってキャビンが小さく見えるようにデザインされており、これも車体を大きく立派に見せている要素の一つなのかもしれません。
![Peugeot-308 (6)](https://live.staticflickr.com/65535/51050456578_03bde6f77c_c.jpg)
フロントにはおなじみ「牙」がLEDデイタイムランニングランプとして再現。
![Peugeot-308 (9)](https://live.staticflickr.com/65535/51051182281_57e70e2de2_c.jpg)
グリル中央には大きな「ライオンヘッド」エンブレム。
グリル内部にはブロック状の大小エレメントが見えますね。
なお、フロントグリルの上には「308」バッジが装着されていますが、自動車業界的にモデル名がフロントの目立つ部分に表示される例はかなり珍しいと思います。
そのデザインは細部にまでこだわりが発揮されていた
![Peugeot-308 (10)](https://live.staticflickr.com/65535/51050456538_20aa83eca3_c.jpg)
LEDデイライト下部も「ブロック状」。
「GT」「GTプレミアム」グレードにはマトリクスLEDライトが装備されます(LEDライトそのものは全車標準装備)。
![Peugeot-308 (12)](https://live.staticflickr.com/65535/51050456863_0acb869410_c.jpg)
サイドウインカーはドアミラー埋込み型ですが、ドアミラーそのものはダウンフォースを発生しそうなエアロ形状を持つ模様。
とにかく「微に入り細に入り」徹底的にデザインされているという印象を受け、曲線と曲面、直線と平面との使い分けが秀逸ですね。
![Peugeot-308 (7)](https://live.staticflickr.com/65535/51051182301_07f4409337_b.jpg)
テールランプは現在のプジョーにも用いられている「左右連結型」。
全体的に「現行プジョーが採用するデザイン要素を引き継ぎならも、丸さとボリュームを持たせることで優雅さを出し、質感を高めたといった感じ。
なお、テールランプ内の発光グラフィックは最近のプジョー同様に「爪痕」が再現されているものの、これまでに比較すると「ちょっと横に」傾けられています。
![Peugeot-308 (11)](https://live.staticflickr.com/65535/51050456868_72e0af1b32_c.jpg)
ホイールにも高いデザイン性が見られ、スポーク部、センターキャップともに力強さや上品さが感じられる意匠を持っていますが、最近はホイールに強いこだわりを見せるメーカーも多く、プジョーのほかだとアウディ、ヒュンダイが「相当に複雑な」デザインを持つホイールをリリースしています。
新型プジョー308のボディサイズ、収納はこうなっている
こちらは新型プジョー308のボディサイズ。
全長4,367ミリ、全幅1,852ミリ、全高1,441ミリ。
なお、ボディカラーはオリヴィン・グリーン、ビアンカ・ホワイト、カミュラス・グレー、ネラ・ブラック、パールセント・ホワイト、ヴァーティゴ・ブルー、エリクシール・レッドが選択可能です。
![Peugeot-308 (16)](https://live.staticflickr.com/65535/51051232131_7b03e8ac96_c.jpg)
こちらは新型プジョー308の収納スペース。
「センターコンソールのドアポケットに0.11L」など、かなり細かい配慮がなされており、それだけ現代では「小物入れに対する要求が高い」ということなのでしょうね。
![Peugeot-308 (5)](https://live.staticflickr.com/65535/51051265627_f2b9ebeea3_c.jpg)
新型プジョー308のインテリアはこうなっている
そしてこちらが新型プジョー308のインテリア。
おなじみi-コクピット(10インチデジタルメーター)を中心に、10インチサイズのタッチ式インフォテイメントスクリーンが配置されています。
![Peugeot-308 (8)](https://live.staticflickr.com/65535/51051265562_a5154d127d_c.jpg)
(メーターを見やすいよう)上部が平らなステアリングホイールもこれまで同様。
![Peugeot-308 (14)](https://live.staticflickr.com/65535/51050456778_620eb3d631_c.jpg)
メタル調パーツが増え、外装同様に高級感が大きく増しているようですね。
![Peugeot-308 (13)](https://live.staticflickr.com/65535/51050456833_9240d88983_c.jpg)
スイッチ類のデザインにも相当な手間が割かれており、多大なコストが割かれていることがわかります。
プジョーは現行世代に入ってから、その高いデザイン性にてプレゼンスを高めており、日本市場においても「かなり売れている」部類の輸入車ブランドへと成長することに。
新型308については、これまでのプジョーの美点を引き継ぎつつ、さらにその魅力を増してきたように思われ、陳腐な表現ではありますが「ヒット間違いなし」なのだと思います。
![Peugeot-308 (15)](https://live.staticflickr.com/65535/51051265802_d5df347517_c.jpg)
新型プジョー308のプロモーション動画はこちら
参照:Peugeot