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MTMがアウディR8を805馬力にチューン。0-100キロ加速はブガッティ・シロンに迫る2.6秒に

2017/07/10

MTMがチューンしたアウディR8のサウンドと走りを披露。
イートン製TVS2300スーパーチャージャーを装着しており出力は610馬力から一気に802馬力へ。
なおチューニング費用は640万円程度と安くはないものの0-100キロ加速は2.6秒(新型ポルシェ911GT2より0.2秒速く、ブガッティ・シロンに0.1秒遅れるのみ)となっており、価格性能比でゆくと車両本体価格を含めても「世界で最もコスパが優れる」車とも言えそうです。

まずはショールーム内でエンジンを始動させて空ぶかし。
始動時の音量、アイドリング時の音量はそこまで大きくはなく、「普通」に乗れそうです。

そこから公道走行へ。
時速200キロほどしか出せてはいないようですが回転を上げたときのスーパーチャージャー特有の「ミャー」というサウンドがナイス。

関連投稿:ジュネーブはチューナーの祭典でもある?MTMがアウディやVWのチューニングカーを大量出展

今年は各メーカーの新型車が期待されるジュネーブ・モーターショーですが、チューナーであるMTMも800馬力のS8、500馬力のS3など相当数のチューニングカーを持ち込む模様。

まずはVW T6ですが、本来はラインアップに存在しないハイブリッドをMTMが「作ってしまった」もの。
その名も「VW T6 E-Motion hybrid」。

そしてアウディS8をベースにした「Audi S8 Talladega R」。
なんと800馬力にまでチューンしたモンスターマシーンで、ヨン・オルソン風のカラーリングを持っていますね。

そしてこちらは500馬力にパワーアップしたアウディS3。
0-100キロ加速は3.6秒とされ、ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラ並みの加速タイムです。

関連投稿:見た目ノーマル。でも実はツインターボで1250馬力、というアウディR8が登場

ランボルギーニ・ガヤルドにツインターボを装着することで有名なダラス・パフォーマンスがアウディR8にもツインターボをドッキング。
構造的にはガヤルド、ウラカン、R8はほぼ同じなのでパーツもそのまま流用できると思われますが、車の性格によるものかオーナーさんの性質がランボルギーニとアウディではそれぞれ異なり、よってR8にツインターボを装着するのは非常に珍しいと思います。

このアウディR8はツインターボ化によって1250馬力を獲得していますが、エンジンルーム含めて見た目はホイール以外ほぼノーマル。
しかしながら費用は当然数百万という単位でかかっていると思われ、それを考えると「贅沢な(オーナー以外にはわからない)」チューニング、とも言えますね。

チューニングやカスタムと言ってもこのように「中身だけ」に手を入れる場合、もしくは「中身そのまま」で外観のみに手を入れる場合もありますし、そこはチューナーやオーナーによって考え方の変わるところ。

なおターボチャージャーの追加に関してはシリンダーヘッドの交換、シリンダースリーブの交換などを行っており、エンジンは一旦バラしている、ということになりますが、チューナーによる二年間の保証が付与されるそうです。

関連投稿:MTMだけじゃない。RS6/RS4などABTもジュネーブに積極出展

MTMがジュネーブ・モーターショーにチューニングカーを大量出展という記事をUPしましたが、ABTも負けていない様子。
まずは735馬力のアウディRS6アヴァント“1 of 12″ですが、オリジナルのソフトウェアによって馬力向上を果たし、最高速度は時速320キロに。
ボディはエアロキットで武装され、カーボン製のエアインレットパネル、フロントスポイラー、ドアミラーキャップ、リアスカートなどが眼に入るところ。
なおホイールは22インチと巨大です。

内装も非常に手がかかっており、外装と同じくグレーとブラックを基調としたカラーリング。
スムースレザーとアルカンターラをうまく使い分けており、質感の高い仕上がりです。

こちらはRS4(ディーゼル)のチューニングモデル、”ABT AS4”。
3リッターターボディーゼルはオリジナルの272馬力から325馬力にまで出力向上がなされており、外観においてはフロントグリル、フロントスカート、フェンダーインサート、リアスカートなどを変更。
全身ブラックなのでわかりにくいですが、かなり細部まで手が入っているようですね。

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