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BMWがi8ロードスター「1st.エディション」ひっそりと納車開始。なぜBMWはi8を盛り上げようとしないのか

2018/06/02

| BMW i8クラブなるものが存在していた |

BMWがi8ロードスター・ファースト・エディションを顧客へと納車。
これら顧客は「インターナショナルBMW i8クラブ」の人々で、いわば「選ばれた人々」。
その数は18人で、それぞれのi8ロードスターには専用シリアルナンバーの入ったプレートが付与されます(i8ロードスター・ファーストエディション自体は200台が生産される)。※画像を見ると専用のカバーも付属

なぜBMWはi8を盛り上げようとしない?

BMWはこの式典にて「i8ロードスターは魅力的なデザイン、サステイナビリティ、テクノロジーに満ち溢れたクルマで、まさにBMW i8クラブメンバーのために作られたようなモデルだ」と説明。

BMW i8ファースト・エディションは20インチサイズの軽量ホイール(ブラック仕上げ)、インテリアではマットブラックのトリム、トラベルパッケージの装着が特徴。
スペックは通常のi8ロードスターと同じで374馬力、0-100キロ加速は4.4秒と公表されています。

ちなみにBMW i8ロードスターはちょっと不思議なクルマで、BMWはこれをこっそりと発表。
発表前には何度かティーザー動画を公開したものの小規模に止まり、発表自体も国際規格のモーターショーでお披露目したりイベントを華々しく開催するでもなく、まさに「地味」。
そして今回のファースト・エディションの受注申し込みアナウンスもなく、「あまり表に出したくないのでは」と思えるほどの控えめな登場となっています。

加えて「i8クーペ」も同時期にフェイスリフトを受けていますが、これについてもまさに「隠密裏に」行われたかのように話題とならず、BMWが意図的にあちこちへとこれらの情報を送っていなかったであろうこともわかります。

i8の登場時は大変な人気を呼び「4年待ち」とも言われたものの、現在ではその人気も一段落。
BMWとしてはi8ロードスターでその人気再燃を図ってもよさそうなものですが、なぜかi8ロードスターをあまり押し出したくはないように思われ、ここは相当に不思議だと思わせる部分ですね。

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