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BMW M史上もっともハイパワー!M5比で-70kg、+10馬力の最強モデル「M5 CS」発表。欧州では2275万円の設定

新型BMW M5 CS

| この内容で2275万円はまさにバーゲンプライス |

BMWが先日よりティーザーキャンペーンを行っていたニューモデル、「BMW M5 CS」がついに正式発表。

BMWはMモデルにつき、「コンペティション」のさらなるハードコアバージョンとして「CS」を展開してゆく計画を持っており、このM5 CSもその流れに沿ったものということになります。

そしてこのM5 CSについては、M5コンペティションよりも約70キロ軽く、そして10馬力もパワフル(635HP)に仕上げられ、0-100km/h加速はスーパーカーもびっくりの3.0秒。

ここでその詳細を見てみましょう。

新型BMW M5 CSはこんなクルマ

まずは最大の特徴となるエンジンですが、これはおなじみ4.4リッターV8ツインターボ。

ただし出力は上述の通り635HPにまで引き上げられ、この数字は「M史上、もっともパワフル」な数字です。

トランスミッションは8速AT、駆動方式はFR寄りの4WD(M xDrive)、もちろん2WDモードも選択できます。

なお、0-200km/h加速は10.3秒、そして最高速度は305km/h(リミッター作動)。

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そのパワーに見合うべく足回りも強化され、前後アクスルに採用されるベアリングスプリング、ダンパーも再チューン済み(車高もやや落とされている)。

タイヤにはピレリPゼロ・コルサが採用されていますが、サイズはフロントで275/35 R20、リアでは285/35 R20。

ホイール(鍛造)には「ゴールドブロンズ」カラーが採用されています。

なお、カーボンセラミックディスクブレーキは「標準」、ブレーキキャリパーのカラーはスタンダードだとレッド、オプションでゴールドを選択可能。

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そしてこのゴールドブロンズはM5 CSのひとつの外観的特徴でもあり、キドニーグリルフレームやサイドスカットルにも採用。

キドニーグリル内のバッジは「M5 CS」ですね。

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フロントスプリッターは専用形状。

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ボンネット(中央が盛り上がり、左右にはエア抜き用のダクトがある)、フロントスプリッター、ドアミラーキャップ、リアスポイラー、リアディフューザーはカーボン製が採用されています。

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ステンレス製スポーツエキゾーストシステムが標準装備となりますが、テールパイプも「ゴールドブロンズ」であったなら、さらに美しさが増していたかもしれません。

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ボディカラーには専用の「ブランズハッチ・グレーメタリック」そして「フローズン・ブランズハッチ・グレーメタリック(マット仕上げ)」、「フローズン・ディープグリーンメタリック」が用意されている、とのこと。

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おそらくオフィシャルフォトのカラーはフローズン・ディープグリーンメタリック」だと思われますが、ここ数年はグリーンの人気が低下しており、その中でこのカラーを選んだのはなかなかに珍しい行為だと言えそうです。

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なお、この「イエローのデイタイムランニングランプ」についてはモータースポーツを意識したものだと思われ、しかしオフィシャルフォトではホワイトに発光しているものもあり、発光色を選択できるのかもしれません(一部の国ではイエローが許可されていない)。

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現時点では日本での発売や価格は公表されていませんが、欧州だと18,400ユーロ(日本円で約2275万円)に設定され、納車は2021年春から開始される、とのこと。

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新型BMW M5 CSのインテリアはこうなっている

新型M5 CSには標準にてMカーボンシートが備わっており、おそらくはこれにて相当な重量を節約できたのだと思われます。

ただ、後席に座る人にとっては「威圧感」以外の何物でもないかもしれませんね。

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シート表皮は標準だとブラック仕上げのメリノレザー。

ヘッドレストにはニュルブルクリンクをイメージしたグラフィックが用いられます(型押しではなくパンチングなのが珍しい)。

なお、アクセントカラーは「ムジェッロ・レッド」。

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パドルにはカーボンファイバー、そしてアクセントとしてやはりムジェッロ・レッド。

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ステアリングホイールはMアルカンターラ仕上げ、スポークの加飾はブラッククローム。

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シートのバックレストに取り付けられた「M5」バッジは最近のMモデルの通例に倣い発光する、とのこと。

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ダッシュボードのトリムにはカーボンファイバーが採用され、「CS」文字がレッドで抜かれます。

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新型BMW M5 CSの動画はこちら

参照:BMW

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