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【動画】現行BMW M2にも「CSL」の計画があった!実際に製作され役員に見せるも販売までたどり着けなかったM2 CSLの試作車が公開

2022/06/20

【動画】現行BMW M2にも「CSL」の計画があった!実際に製作され役員に見せるも販売までたどり着けなかったM2 CSLの試作車が公開

| BMWはこれまでにも「生産に至らなかったが、その直前にまでこぎつけた」試作車をいくつか公開してきた |

新型BMW M2にも「CS」もしくは「CSL」が登場するようだ

さて、BMWはMモデルの展開を拡大する意向を示し、「CS」「CSL」といったネームの活用を示唆していますが、つい先日は「M4 CSL」が発表されたばかり。

ちなみに市販車に対して「CSL」が設定されたのは、BMWが1916年に会社を設立したのち、1972年の3.0CSL、2003年のM3 CSL(E46)、2022年のM4 CSLの3モデルのみであり、CSLとは「クーペ・スポーツ・ライトウエイト」を指しています(今後はクーペ以外にも設定されることになると思われるので、クーペの代わりにコンペティションが用いられるようだ)。

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ただしBMWは過去にもCSLモデルを何台か試作していた

ただしBMWはこれまでにも(市販されたCSLモデル以外にも)何台か「CSL」を試作しており、先日もBMW自らがワンオフにて「M3 CSL(E46)」「M5 CSL(E60)」「M6 CSL(E63)」を製作していたことを明かし、実際にプロトタイプを動画にて紹介したことも。

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そして今回英国トップギアはBMW本社にて所蔵されている試作車をチェックする機会を得ており、まずは先日BMW自身も公開したE46世代のM3 CSLを動画にて紹介。

E46 M3 CSLは実際に市販されているものの、このプロトタイプは市販モデルとバンパー上のインテークなど一部形状に差異があります。

ただしもっとも大きな(市販モデルとの)違いはE39世代のM5に積まれる4.9リッターV8エンジンを積んでいることで(市販モデルのE46 M3 CSLは3リッター直6)、BMWによれば、これは「E46 M3にV8エンジンが収まるかどうか」を試しただけの試作車なのだそう。

そしてもう一台の「CSL」につき、おそらくこの動画で初めて公開されると思われる「M2 CSL」。

BMWはM2に「CS(これはクラブスポーツの略)」を設定していますが、こちらはM2コンペティションの410馬力から450馬力へとパワーアップした上、カーボンボンネットやカーボンルーフにて軽量化を追求したスパルタンモデルです。

なお、このM2 CSLは、M2 CSとともにBMWの役員会に提出されたそうですが、役員会は「M2 CS」のほうを選び、よってこのM2 CSLは残念ながらこの1台のみが作られたのみにとどまるようですね。

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このM2 CSLはその多くをM2 CSと共有するものの、主な違いは3Dプリンタにて製造されたステーを持つ角度調整式のリアウイングに・・・。

フロントやサイドのスプリッター、

そして室内にはロールケージ。

M2 CSとの差異を視覚的にわかりやすくするためか、異なる部分についてはレッドのパーツが使用されているようですね。

BMWはもうじき新型M2を発表しようというところですが、おそらくは従来型M2 CSと同様もしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮することになると言われます。

そしてさらに、新型M2には「CS」もしくは「CSL」が追加されるというウワサもあり、今後の展開には期待したいところでもありますね。

1台のみ制作されたM2 CSのプロトタイプを紹介する動画はこちら

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参照:Top Gear

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