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BMWが春以降に各モデルに対し大幅アップデートを施すようだ!X7にはスワロフスキーヘッドライト、4シリーズにはカーブディスプレイ、そのほかiXや7シリーズも

2023/01/28

BMWが春以降に各モデルに対し大幅アップデートを施すようだ!X7にはスワロフスキーヘッドライト、4シリーズにはカーブディスプレイ、そのほかiXや7シリーズも

| 既存モデルに対してもソフトウエアのアップデートにて「最新モデルと同じ機能」をもたせてくれるのはありがたい |

今後、各自動車メーカーともこういったアップデートになるんだと思う

さて、BMWが春以降に各モデルに対して行うアップグレード(おそらく2023年モデルにて反映開始)について公開。

それら変更内容は比較的大きく、ボディカラーはじめヘッドライトの変更、利便性の向上、効率性の向上などを追加すると発表しています。

最初のアップグレードは2023年3月に行われるもので、これは7シリーズのすべてのバージョンに、BMW Individual(BMWのパーソナライゼーション部門)によるフローズン・タンザナイト・ブルー・メタリックが追加され、より個性的なものを求める顧客向けとしてBMW IndividualツートーンペイントにBMW Individualスペシャルカラーを組み合わせることができるようになるもよう。

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現在、ロールス・ロイスやベントレーなど、高級車において「ツートーンカラー」は人気、そして必須のオプションとなっていますが、BMWはこの対応を進めるということになりそうですね。

加えて、インテリアではトープ・グレー/ナイト・ブルーとキャラメル/アトラス・グレーのコンビによるMメリノ・レザー、ブラック/グレーのコンビネーションを持つBMW Individual メリノ・レザー/カシミア・ウールが用意される、とのこと。

BMW iXにもアップデートが反映

同じく3月からは電気自動車であるBMW iXにも新機能が追加されて、i7と同様に、ナビゲーション・システムを使用していないときに手動でバッテリーの予備暖機を開始することができるようになるとされ、充電停止に先立ってバッテリーを暖めることで、セルがよりエネルギーを吸収しやすくなり充電補充時の時間を節約することができるようになるのだそう。

なお、電気自動車のバッテリー管理については日進月歩であり、物理的な変化がなくとも、ソフトウエアの変更次第で充電時間の短縮や、航続距離の延長を可能とする例も少なくはないようです。

さらに、iXに標準装備されている「ドライビングアシスタント」にトレーラーアシスト機能が追加され、トレーラー接続時にバックが簡単にできるようになるとされ(これは日本だと使う人が少ないかも)、このアップデートは、BMWが最近約30車種に展開した「オーバー・ザ・エア(OTA)」アップデートのひとつであり、すでに購入済みのユーザーであってもこの恩恵を受けることができるようになるのは嬉しいところ。

BMW M4では、”センサテック”フェイク・レザーで縁取られたインストルメント・パネルがオプションで追加され、(M4クーペのみですが)ボンネットとトランク・リッドに(ハイグロス・ブラックとレッドの)Mデザイン・グラフィックが選択できるように。

2023年4月の変更だと、BMW X7には、最新の7シリーズに初めて導入されたアイコニック・グロー付きBMWクリスタル・ヘッドライトをオプションで利用できるようになるといい、このヘッドライトのアッパーDRL/インジケーター部には、LEDバックライト付きのスワロフスキー・クリスタルが装着されるほか、これを選ぶとテールランプも変更になる、とのこと。

オプションの「Mハイグロス・シャドーライン・エクステリア・トリム」では、同色のハイグロス・ブラックのリア・トリム・ストリップが追加されており、最新モデルにて導入された仕様が発売済みのモデルにも拡大採用され、これはBMWの良心が垣間見えるところです。

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発売済みモデルもアプリやソフトの更新にてバージョンアップ

さらにX7では、拡張機能として「パーキング・アシスタント・プロフェッショナル」にさらなる利便性がもたらされ、(BMWがリリースしているアプリの)My BMW Appバージョン2.12.xを使用してApple iPhoneから車外(最大20フィート離れた場所)から自動駐車を操作でき、マヌーバ・アシスタントでは一定の操作を記録・保存することが可能です。※以前はこういったアップデートはフェイスリフトまでは装備されなかったが、今ではクルマが「スマホ化」したことでアップデートが頻繁そして随時行われるようになった

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なお、比較的大きな変更が与えられるのが4シリーズとM4で、これは12.3インチのデジタル・クラスターと14.9インチのインフォテインメント・スクリーンが一体となったBMWオペレーティング・システム8が導入されることに(フェイスリフトを受けた3シリーズとM3にはすでに反映済み)。

i4ではフロントドアを開けたときに「表情豊かなウェルカム・サウンド」を奏でるようになり、4シリーズのレギュラーモデルではウィンドウ周りにMハイグロス・シャドウラインのディテールが標準装備され、いっそう高級、かつ精悍な印象を与えることになりそうです。

これらに加え、BMWはiXの全バージョンとi7 xDrive60のアップデートも明らかにしており、これらには最大22 kWの充電容量を可能にするMode3充電ケーブルプロフェッショナルが付属する予定だとコメントしていて、最大使用可能な充電容量が従来の充電ケーブルの2倍となるようですね。

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