
Image:Mansory
| やっぱりジャンボキドニー装備のBMWとマンソリーとは相性がいい |
BMW XMはもともと自動車を超えた存在感を持っている
さて、先日は新型BMW 7シリーズのカスタム車両を公開したマンソリー。
今回はやはりジャンボキドニーを持つBMW XMのコンプリートカーをリリースしていますが、7シリーズ同様、最近のBMWのデザインとマンソリーのエアロキットとの組み合わせはなかなかにマッチングがいいんじゃないかという印象です。
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マンソリーがついにBMW 7シリーズまでに手を出した。ちなみにボクはマンソリーと7シリーズやXMなど、最近のBMWとの相性は悪くないと考えている
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BMW XM バイ・マンソリーはこんな仕様を持っている
そこでこのマンソリーによるBMW XMを見てみると、おそらくは純正のボディキットに「アドオン」したパーツにて構成されているようで、フロントだと純正バンパーの上にアグレッシブなスポイラー、そしてガイドが取り付けられています。
ボンネットの上にもパワードームっぽいパーツが取り付けられており、これらを含むすべてのエアロキットはマーブル調のテクスチャが特徴的な「鍛造(フォージド)カーボン」。
この鍛造カーボンは折り目の見える通常のカーボンファイバーに比較すると「よりエキゾチック」に見え、BMW XMとの相性も非常に良いように思えます。

そして前後ホイールアーチにサイドステップも鍛造カーボンファイバー製のマンソリーオリジナルパーツへと置き換えられ・・・。

ブレーキキャリパーはボディカラー同色のグリーンへ、そしてタイヤ / ホイールも交換されて車高もダウン。

リアだとディフューザーが交換された上でバンパー左右にはエアガイドが追加され・・・。

ルーフスポイラーに加えてトランクリッドスポイラーも。

テールパイプ、そしてエキゾーストシステムも交換されているようですね。

BMW XMは機械式腕時計のような精緻な作りが魅力であるが
なお、ぼくはBMWXMにつき、その最大の特徴はそのパワーではなく「精緻な作り」にあると考えていて、いうなれば機械式腕時計を思わせるような仕上げが実に印象的。

たとえばホイール表面にはステンレススティールやチタンケースに施されるような「ブラシ」仕上げがなされており・・・。

ホイールセンターにはアプライドインデックスのような「BMW」の立体文字。

テールパイプもまた面取りがなされた腕時計のケースやベゼルのような仕上げです。

Mバッジもまたセラミック製のベゼルインサートを連想させる仕上がり。

なお、こういった各部の素晴らしい仕上げは実際にXMを見て初めて気づいたものであり、たとえディティールを捉えた写真であってもその魅力を伝えることができないのはちょっと残念です。

いわばBMW XMの細部は従来の「自動車」を超えたフィニッシュを持っており、これは一つの新しいトレンドになりうるんじゃないかとも考えているのですが、もちろんコストが非常にかかるものだと思われ、よってマンソリーのような富裕層向けのチューナーこそが取り入れるべき仕上げなのかもしれません。
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参照:Mansory