意図せぬリーク？本家BMWの発表前に新型コンセプト「スカイトップ」の動画が流出、史上もっとも美しいBMWオープントップだと話題に

｜　レトロな中にも未来を垣間見ることができ、これがBMWの将来だとすればその先は非常に明るい　｜

BMWスカイトップコンセプトは「実際に市販される可能性が高い」と言われるが

さて、昨日はBMWのデザイナー、ドマゴイ・デュケック氏が自身の公式インスタグラム上にて「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステで発表する新型コンセプトカー」のティーザー画像を公開していますが、本日YouTube上にその新型コンセプトと思われる動画が複数登場。

BMW公式メディアサイト、公式SNS上には情報がUPされておらず、よってこれは「リーク」ということになるのかもしれませんが、公開から数時間経過しても削除がなされておらず、しかも大手メディアもこの動画を公開しているため（大手メディアはBMWとの関係性を考慮し、リークを大々的に扱うことは多くない）、特定メディアには情報の提供が許されているのかもしれません。

その名は「BMW スカイトップ」

この新型コンセプトカーは「スカイトップ」と命名されており、その名の通り美しいオープントップボディを持っていますが、全体の雰囲気的に、そしてインテリアを見るに、おそらくベースは「8シリーズ」。

現時点ではこのスカイトップコンセプトが「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステのためのワンオフ」なのか、「市販を前提としたコンセプトカー」なのか、それとも「未来のBMWを示すデザインスタディ」なのかはわかりませんが、雰囲気的にはクラシカルかつ未来的。

ノーズは長く、フレームレスグリルに滑らかなダクトを持ち、ホイールもレトロかつフューチャー。

特筆すべきはこのリアセクションであり、トランクリッドを備えつつも広大な一枚物のパネルにて成形がなされています。

パネル間の継ぎ目を見るに、この大きなパーツが開閉するようには見えず、よってルーフは「格納式」ではなく取り外し式（タルガトップ）だと想像できますが、もちろんこのあたりは正式にアナウンスがなされたわけではなく、BMWからの公式発表が待たれるところ。

なお、テールパイプを持つところから判断すると「内燃機関」を持つと考えて良さそうですね。

なお、このリアデッキは（BMW傘下にある）ロールス・ロイスのコーチビルドシリーズ「ボートテイル」を連想させ、ここがBMWのいう「新型コンセプトカーには海洋性要素が取り込まれる」と語った部分なのかもしれません。※ボートテイルは高級ヨットのデッキをイメージした車体後部を持っている

インテリアでは各部のグレードが向上しつつも「基本構成は8シリーズと同じ」。

そしてこういったインテリア、さらには実用的なドアミラーや前後バンパーの牽引フック（のキャップ）を見るにつけ、このスカイトップは単なるコンセプトカーというよりは「合法に登録できるロードカー」だと捉えることもでき、ウワサされているように市販可能性がかなり高いのかもしれません。

BMWスカイトップのディティールを紹介する動画はこちら

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