もしも「C63」にブラックシリーズが発売されたら？というレンダリング。波に乗っているAMGだけにやってくれそうだ

｜　ブラックシリーズはAMGの「頂点」そして究極のドライビングマシン　｜

メルセデス・ベンツが「もしAMG C63ブラックシリーズ」を発売したら？というレンダリングが登場。

「ブラックシリーズというと、つい最近発売された”AMG GTブラックシリーズ”を連想しますが、これはなんと価格4150万円という「非常に高価な」クルマです。

ただしこの価格には正当な理由があり、というのも単にパワーアップさせてダウンフォース強化のためのエアロパーツを取り付けただけのクルマではなく、エンジン本体はもちろん、吸排気系、足回りそのほかあらゆる部分に手が入ったクルマ。

ブラックシリーズ自体が「サーキットにおける最高のパフォーマンスを発揮すること」を目的として開発されているシリーズであり、今回のAMG GTブラックシリーズの他には過去に5モデルが発売されています。

今までにはこんな「ブラックシリーズ」が発売されている

まずは2006年発売のSLK55 AMGブラックシリーズ。

カーボン製フロントバンパーにワイドフェンダーを備え、搭載されるエンジンは5.5リッターV8/360馬力。

ワイドボディが与えられながらも45kgの軽量化を達成しており（バリオルーフもカーボン製に置き換えられている）、0-100km/h加速4.5秒というスペックを誇りますが、残念ながら日本には正規輸入されなかった一台です（世界限定120台）。

2007年にはCLK63 AMGブラックシリーズが発売されるものの、やはり日本には正規輸入されなかった幻の車。

エンジンは6.3リッターV8、614馬力を誇り、こちらは60キロの軽量化が施され、やはり高いパフォーマンスを持つ一台です。

2008年には350台限定のSL65 AMGブラックシリーズが発売されますが、こちらは6リッターツインターボV12エンジンを搭載し670馬力を発生。

SL65/S65/G65と同じ形式のエンジンとなり、しかしブラックシリーズではさらにパワーアップされているのが特徴です。

パワーアップにに合わせてサスペンションも固められ、さらには軽量化も施された上にアグレッシブなオーバーフェンダーを装着し、ロードカーというよりもレーシングカーといった方が似合いそうなルックスですね。

日本での価格は4480万円、正規輸入は12台のみだと言われています。

2011年にはC63 AMGブラックシリーズ。

6.3リッターV8エンジンを搭載し0-100キロ加速を4.2秒でこなす俊足モデルでカナードや巨大なリアウイングなどのエアロパーツが過激な一台。

日本での価格は1500万円、50台が入荷したという記録が残ります。

最後は2013年発表、日本にも25台入ってきているSLS AMGブラックシリーズ。

SLS AMGのV8/6.3リッターエンジンをさらにチューンして＋60馬力の631馬力を発生。

0-100キロ加速は3.6秒と相当に速いタイムを誇ります（AMG GT Sの3.7秒よりも速い）。

見かけは他のブラックシリーズほど過激ではありませんが、ノーマル比で−70キロの軽量化が施され、パワーウエイトレシオはブラックシリーズ中では最高の数値を誇ります。

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CarLifestyle(@carlifestyle)がシェアした投稿 - 2020年 7月月24日午前9時11分PDT

参照：CARSLIFESTYLE