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名前長過ぎ!ポルシェが特別モデル「911タルガ4 GTS エクスクルーシブ マヌファクトゥア エディション」発表

2018/10/12

| ポルシェが強烈に長い名前のスペシャル・エディション発売 |

ポルシェは次期911(992)をロサンゼルス・モーターショーにて発表する見込みですが、最後の最後まで現行モデルについては手を抜く気はなく(なんといってもまだ911スピードスターが出てくる)、今回は911タルガのスペシャルバージョン「911タルガ4 GTS エクスクルーシブ マヌファクトゥア エディション(911 Targa 4 GTS Exclusive Manufaktur Edition)を発表。

相当に長いモデル名ですが、リアバンパー上のブランドネーム、モデル名だけで「いっぱいいいっぱい」な感じですね。

「極度に洗練された」とポルシェが表現する通り、ボディカラーはシルバーっぽいブロンズのような、上品な色合いを見せる「achat gray metallic」。
そして特筆すべきは「ホワイトゴールドメタリック」「ブリリアントシルバー」のアクセントですが、このホワイトゴールドメタリックについてはポルシェが911GT2 RSのホイールカラーにて採用したもので、それ以降ポルシェはややゴールドっぽい色調を使用する傾向が拡大しています。

それは同じグループに属するランボルギーニも同じで、「ウラカン・ペルフォルマンテ」でゴールドのエンジンヘッドカバー、ブロンズのホイールを採用して以来、やはりゴールド系を使用する傾向が強くなっているようです。

つまり「ゴールド」はフォルクスワーゲングループ傘下のプレミアムブランドにおける一つの傾向とも言えますね。

GTSなのにGTSっぽくないルックスが特徴

なお、ホワイトゴールドメタリックとブリリアントシルバーは「GTS」モデル特有のブラックアクセントと入れ替えて使用され、これによってコントラストの強かったGTSのイメージから一転し、同系色でまとめることでエレガントな雰囲気に。

そのほかの特別装備としてはブラウンのルーフトップ、そしてスポーツデザインパッケージ(20インチサイズのRSスパイダーホイールが装着される)。

エンジンは変わらず3リッターツインターボ/フラットシックスで、出力も450馬力とスタンダードなGTSモデルと同じ。
トランスミッションは7速PDK、駆動方式は4WD。
0-100キロ加速は3.7秒、最高速度は時速306キロ、というスペックです。

911タルガ4 GTS エクスクルーシブ マヌファクトゥア エディションのインテリアも特別仕上げ

この911タルガ4GTSについて、もちろん内装も特別製。
ライトブラウンのナチュラルレザーが使用され、ステッチはなんとホワイトゴールド。
このブラウンレザーとホワイトゴールドのステッチはダッシュボード、ステアリングホイール、ドアパネル、シートにも再現されてやはり優雅な雰囲気を演出するのに一役買っているようですね。

なお、ダッシュボードとドアシルプレートには「911 Targa 4 GTS Exclusive Manufaktur Edition」、シートのヘッドレストには「Porsche Exclusive Manufaktur」のロゴが入ります。

911タルガ4 GTS エクスクルーシブ マヌファクトゥア エディションについて、日本での発売は未定のようですが、価格については本国で187,961ユーロ(2442万円)、とのこと。

なお日本における「通常の」ポルシェ911タルガ4 GTSの価格は2154万円。
この2154万円というのは驚くべきことに911 GT3の2115万円よりも高価で、911ターボの2267万円にも近い数字。
つまり911タルガ4 GTSは相当に高価なモデルであり、あえてこれを購入する人は相当に勇気がある、と考えています。

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