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老舗ポルシェチューナーがカスタムした「924カーゴ(ワゴン)」。3台のみが製造されたターボ仕様のレアモデルがebayに登場

2019/02/19

エンジン、トランスミッション、タイヤ/ホイールもターボ用に

ebayにて、ポルシェ924をワゴン化したカスタムカーが販売中。
これは1976年製の924をドイツのチューナー、DPモータースポーツが3台のみカスタムしたものだそう。

なお、この個体は3台のうち唯一924のままのフロントを持つとのことで、というのも残り2台は「944フェイスへ」換装されているため。

カスタムしたのはポルシェのスペシャリスト

ちなみにDPモータースポーツはポルシェチューナーとしては「老舗」の部類となり、もともとはレーシングカーの製作をバックボーンに持つため、その技術は「間違いない」もの。

924

この924ワゴン(924カーゴという名称が与えられている)についても一瞬キワモノかと思いましたが、DPモータースポーツが手がけたと知ると「まともなクルマ」に見えてくるから不思議です。

なお、ベース車両自体は1976年製ではあるものの、カスタムが施されたのは1986年。
ワゴン化にあたり「ターボスペック」への変更が施されていて、エンジンはもちろんギアボックス含むドライブトレーンも924ターボのものへ、そしてホイールもターボのものへと換装済み。

924-3

走行距離は128,164キロを刻み、「かなり」走っているといえますが、そのぶん信頼性が高いとも言えそうです。

なお、ワゴン化にあたり「2+2」から「5シーター」へと変更されることになり、その利便性は大きく向上していて、まさに「毎日使える」ポルシェでもありますね。

924-2

意外と多い、スポーツカーのワゴンカスタム

なお、スポーツカーをワゴン化したいという要望はけっこうあるようで(ワゴン化が目的というよりは後部座席に余裕を持たせたいのかも)、これまでにもいくつかの「スポーツカーのワゴン化」が登場しています。

やはり有名なのはこの「フェラーリのワゴン」ですが、今やその相場は1億円を突破。

そして忘れちゃいけない、アストンマーティンV8”スポーツマン”。

そしてアストンマーティンは最近でもザガートとのコラボレーションにて「ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレーク」を限定発売していますね。

そのほかレンダリングでも「スポーツカーのワゴン化」は大人気。
日産GT-R、ポルシェ911、マツダ・ロードスター、BMW 8シリーズ、ジャガーFタイプなど、これまでにも多数のスポーツカーが”バーチャル”にてワゴン化されています。

VIA:ebay

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  • この記事を書いた人

JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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