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ポルシェ自身による「公式カスタム」911カレラSカブリオレが公開に。グリーン外装にブラウン内装、トリムはウッドのシックな仕様

2019/03/03

992世代になってポルシェのオプションはさらに充実した

ポルシェがそのカスタム部門「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」にてカスタムした新型911カレラSカブリオレを公開。

まず、ボディカラーは「アヴェンチュリン・グリーン・メタリック(Aventurine Green Metallic)」。
これは日本だと202,000円のオプションとなっており、グレーのようにもミリタリーっぽいグリーンのようにも見えるカラー。

ボディカラーには久しぶりに「グリーン」が追加

ポルシェは以前まで「オークウッドグリーン」「オーシャンジェイドグリーン」「フォレストグリーン」「シャーウッドグリーン」など、常に911に対してグリーンを用意していたものの、(たぶん)991世代に入ってからグリーンは姿を消してしまい、よって「久しぶりの復活」。※991世代でも911GT2 RS、後期型911GT3ではグリーンが選択できるようになった

加えてポルシェはちょっと前から「リザードグリーン」「マンバグリーン」といった(以前のシグナルグリーンやバイパーグリーンのような)明るいボディカラーを復活させており、ここ最近発表されたモデルは(新型マカンを含めて)大きく印象が変わっているようですね。

そして今回の911カレラSカブリオレ「公式カスタム」は、今のところ日本では選べない「スポーツデザイン・サイドスカート」、これもやはり日本では選択できない911カレラ・エクスクルーシブ・デザインホイールが装着されています。

シートバックはなんと「ウッド」

そして面白いのはシートバックに「ウッド」が使用されていること。
これは標準のオプションでは選べないもので(カーコンフィギュレーターには出てこない)、おそらくはポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥアのみで指定できる仕様なのだと思われます。

インテリアも「フルレザー」で、アームレストにはポルシェクレスト(エンブレム)のエンボスが入り、ダッシュボードやセンターコンソールのトリムもウッド。

シートの中央部分はおそらく「アルカンターラ」だと思われますが、相当なこだわりが見られる仕様でもありますね。

ポルシェのオプションは非常に高価

なお、ポルシェは新型911について、すでに「クーペ」のカスタム例を一つ公開済み。
こちらはカーボンルーフはじめカーボンミラーなどを装着したスパルタン仕様で、今回の「グリーン外装にブラウン内装、ウッドトリム」の911カレラSカブリオレとは全く異なる雰囲気を持っており、オプション次第にて「いかようにも」できるのが最近のポルシェの特徴でもあります。

ただ、ポルシェのオプションは非常に高価で、内装をフルレザーにすると70万円前後、カーボンセラミックブレーキだと1,495,000円、サンルーフが367,000円、マトリクスLEDヘッドライト474,000円、リアワイパー56,000円という感じ。

ポルシェを新車購入する人は、平均にて車両価格の30%くらいにものぼる額のオプションを装着すると報じられていますが、たしかにぼくのポルシェ718ケイマンもそれ以上のオプションが装着されていて、よって購入総額は「かなり」の金額となっています。

VIA:Porsche-Facebook

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