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ポルシェが新型911のカスタム例を公開。これまでにない選択肢が追加された反面、ホイホイ選ぶと「とんでもない額」になりそう

2019/01/23

ポルシェの利益は「オプション」によって確保されているのかもしれない

ポルシェが新型911カレラの「カスタム」第一弾を公開。
これはポルシェのパーソナリゼーション部門「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」によって手が入れられたもので、つまりポルシェ自身によって「ここまでカスタム可能」という見本でもあります。

ポルシェにはディーラーオプション、(通常の)メーカーオプションのほか、この「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」なるオーダーメイド的なオプションも存在し、これを活用すれば文字通り「無限大」のカスタマイズが可能となるわけですね。

ポルシェのオプションは非常に高価

ちなみにポルシェのオプションは非常に高価なこと、かつ多彩なことで知られ、新型911を「(通常選べる範囲内での)フルオプション」にすると+800万円くらいになる模様。

さらに、この「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」でカスタムすると、その可能性が無限大となる代わりに、その費用も天井知らずに。
カスタムペイントの料金が140万円というのは「ザラ」で、いわゆるカメレオンカラーだと「塗装だけで」1,000万円を超える例もあるようです。

参考までに、718ケイマンのオプションであれば、LEDヘッドライト320,000円、ブラックテールライト77,000円、ブラックテールパイプ(本当にパイプだけで)70,000円、メーターの色変更80,000円、アルミペダル70,000円、キーレスエントリー128,000円、オートエアコン139,000円など。

ポルシェでは、おおよそ他メーカーでは「標準」とされる装備がオプションとなるうえ、その単価が非常に高く、たとえばメルセデス・ベンツ、アウディ、BMWあたりのクルマと同じ装備にしようすると、「軽く200万円くらい」は必要となります。

新型911では、これまでにはないオプションも選択可能に

それはさておき、今回の911カレラですが、やはり装着されるオプションは多種多様。
外装だと、おそらくはボディカラー「クレヨン」にはじまり、モデルネーム(911Carrera4S)のブラック化、カーボンルーフ、カーボン製ドアミラー、ブラックペイントのテールパイプ、リアスカートボディ同色塗装、フックス風ホイール、ブレーキキャリパーブラック塗装といった装備を持つようですね。

インテリアだとAピラーやルーフライナー、アームレストがアルカンタラに、そしてステアリングホイールもやはりアルカンタラ。
さらにステアリングホイールのトリムとセンターコンソールもカーボン化され、アームレストとシートのヘッドレスト部分にはそれぞれ「PORSCHE」文字とポルシェクレスト(エンブレム)がエンボス加工。

面白いのはメーターの「外周」だけをグリーンに変更しているところで、ここはこれまでのポルシェだと「メーターパネル全面」のカラーが変わっていた部分。
そのほか、シートベルトもグリーンに変更されており、新型911では、今までのポルシェにはない雰囲気を楽しめるようです。

VIA:Porsche

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