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【動画】ポルシェが「ヴァイザッハ研究センター」50年の歩みを公開!なんと中国向けに1.1リッターのコンパクトFF車を開発したことも

【動画】ポルシェが「ヴァイザッハ研究センター」50年の歩みを公開!なんと中国向けに1.1リッターのコンパクトFF車を開発したことも

| ポルシェは自社のクルマ以外にも、他社のためのユニットや技術を多数開発している |

まだまだ「ボクらの知らないポルシェ」がたくさんありそうだ

さて、ポルシェが自社の「ヴァイザッハ開発センター50周年」を記念する動画を公開。

ポルシェはこのヴァイザッハ開発センター開設以降、すべてのクルマをここで開発することとなっていますが、それと同時に自社のみではなく他社の研究開発の請負も行っています(ポルシェは自動車メーカー中でトップクラスの特許数を保有していると言われ、特許収入や他社からの研究開発請負による収入の割合が大きいと言われている)。

ちなみにロシアの高官向け高級車、「アウルス」はポルシェ製のV8/V12エンジンを積んでいる、と報じられていますね。

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参考ポルシェ製V8/V12を積むと言われるロシア初の高級車、「アウルス」が初のショールームを大々的にオープン。今後は世界中での販売も

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ヴァイザッハ開発センターのオープンは1971年10月1日

このヴァイザッハ開発センターにおいて、1961年にフェリー・ポルシェによって研究開発センターの起工式が行われた後、1971年10月1日に正式に竣工しオープン。

ただしポルシェはこれに満足せず、その数週間後には重要な開発作業を行うための大規模なスキッドパッドの建設に着手したほか、レーシングカーやストリートカーをテスト・開発するために2つのサーキットも建設し、加えてオフロードコース、重要な部品をテストするためのテストエリアも設けられている、とのこと

参考までに、ポルシェは過去に「TOP5シリーズ」にて、ヴァイザッハ開発センターにおけるもっとも過酷なテストを紹介しており、その中では「スキッドパッド」「波状路や凸凹道のあるテストトラック」「ウインドトンネル」「オフロードコース」「クラッシュテスト」が紹介されています。

https://www.youtube.com/watch?v=mQ91HPyt_c4

そして動画ではその内部、いくつかのコンセプトカーやこれまでの研究の内容そして成果を紹介。

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こちらはホイールやドライブトレインコーナー。

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スター・ウォーズとのコラボ宇宙船も。

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ポルシェがスター・ウォーズのためにデザインした戦闘機が公開!タイカンのライト、911のエンジンフード等が装着された”ポルシェっぽい”機体に

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市販車につながったコンセプトカー、発売されなかったコンセプトカーもチラリ。

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ポルシェのコンセプトカー、ヴィジョン・ツーリスモ
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そしてあまり知られていないものの、1984年、1985年、1986年にマクラーレンがドライバーズチャンピオンを獲得した際に使用したターボチャージャー付きのTAG F1エンジン(タグ・ターボ・エンジン)は、ヴァイザッハで開発されたプロジェクトのひとつであり、1,000馬力の出力を誇るとともに無敵を証明しています。

このタグ・ターボ・エンジンを911にスワップするという計画も以前に(ポルシェ非公認で)持ち上がっていますね。

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ポルシェ911にF1マシンのエンジンをスワップする「ポルシェ・タグ・ターボ」計画の詳細が公表。なんとニキ・ラウダが使用し英国GPで優勝したユニットも使用可能

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そしてちょっとおもしろいのが・・・。

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1994年の北京モーターショーにては発表された国民車「C88」。

小排気量エンジンを積んだFF車という(ポルシェのイメージからは)信じられないようなクルマですが、これは中国政府の依頼によって開発を行ったとされ(結局は発売されず終い)、当時の一人っ子政策を反映してリアシートは「1つ」という設計を持っています。

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ポルシェがヴァイザッハ研究センターにおける「50年の歩み」を紹介する動画はこちら

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参照:Porsche

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