| ウラカンEVO RWD専用のボディキットはなかなか珍しい |
ただでさえ「尖った」ウラカンEVO RWDがさらに攻撃的に
さて、ホイールメーカーのシュトラッセがランボルギーニ・ウラカンEVO RWDのカスタムを公開。
ボディカラーは「ランボルギーニらしい」アランチョ・ボレアリス、そしてこれにスタイルパッケージが装着されているようですね。
ただ、シュトラッセでは単にホイールを交換するだけではなく、ガツンとローダウンを行ったうえで1016インダストリーズ製のエアロパーツを装着し、いっそうアグレッシブな雰囲気を出しています。
装着されるエアロキットはカーボンファイバー製
なお、このウラカンEVO RWDに装着される1016インダストリーズ製のエアロキットはカーボンファイバーにて成形されており、フィニッシュは織柄の見える(通常の)カーボンファイバーと鍛造カーボンが用意されています。
通常のカーボンファイバーだとフロントリップが5055ドル、サイドスカートが5500ドル、ドアミラーカバーが1755ドル、サイドインテークベントが3515ドル、そしてウラカンSTO風のフロントフードが8250ドルに設定されており、鍛造カーボンだとそれぞれちょっと高くなって5495ドル、5940ドル、2195ドル、3955ドル、9130ドルという設定で、鍛造カーボンのほうがちょっと高くなっているようですね。※リアウイングの価格は不明
ちなみにこの鍛造カーボンは「プレス機によって量産ができる」ことから非常にコストが安くなると言われていたものの、実用化されてみると普通のカーボンファイバーと同じくらいかちょっと高い価格帯となっていて、いまひとつ普及しないもよう(ただ、レクサスやマクラーレンなどは一部パネルにこの鍛造カーボンを使用しており、ある程度の数量が見込める場合はやはり安価になるのかも)。
ホイールのカラーリングもボディカラーとマッチ
ホイールは「SV10 MディープコンケイブFS」で、フロント20×9、リア21×12.5のサイズで、グロスブラック仕上げ(もともとは前後とも20インチだが、最近のアフター品では多くが前後異径を採用している)。
これが純正のスタイルパッケージとよくマッチしており、センターキャップのオレンジも、ボディカラーやブレーキキャリパーとうまく色をあわせている部分ですが、もちろんホイール本体のカラーやセンターキャップの文字カラーはいかようにでもオーダーできるものと思われます。
車高も落ちているように見え、しかしこれについては言及がなく、おそらくはビテックあたりのスポーツスプリングを装着しているのかもしれません。
なお、エキゾーストシステムはチタン製へと置き換えられていると紹介されており、テールパイプは純正同様の形状ながらも、たしかに「チタン色」。
参考までに、ランボルギーニ・ウラカンEVOには「EVO」と「EVO RWD」とがあり、前者は4WDそして後者はRWD。
それぞれフロントバンパーやリアバンパーの形状やデザインが異なり、両方にマッチする製品を開発するのが難しかったり、また開発したとしてもさほど数が出るわけではないことから各チューナーともボディキットを発売することにためらっているようですが、1016インダストリーズは「ランボルギーニの全モデルをカバーする勢い」でエアロパーツを開発しているようですね。
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参照:1016Industries