| 実機の模型は「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」のプレミアにあわせて登場 |
ポルシェが映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」のプロモーションのためにポルシェがデザインしたスターシップの全容がついに公開へ。
これは「トライウイング S-91x ペガサス・スターファイター(Tri-Wing S-91x Pegasus Starfighter)」と名付けられたもので 、およそ2ヶ月の期間を経て制作されています。
なお、ポルシェとスター・ウォーズとのコレボレーションが決まったのは「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」だと思われ、残念ながらこの戦闘機は本編に登場することは無いようですね(ただ、ポルシェは今後何らかの形で、スター・ウォーズシリーズ内で重要な役割を果たす可能性を示唆)。
トライウイング S-91x ペガサス・スターファイターにはポルシェの要素が詰まっている
このトライウイング S-91x ペガサス・スターファイターは、サンフランシスコにあるルーカスフィルム、そしてヴァイザッハに拠点を構えるポルシェのデザインチームとの間での共同作業にて完成させたものですが、その機体にはポルシェを連想させる要素が詰まっているようです。
まずフロントだと(赤い丸で囲んだ)タイカンの”クワッドLEDヘッドライト”がそのまま、そしてエアカーテンも再現。
機体後部では、R2-D2が収まっている後ろに”911のエンジンフードにあるルーバーとストップランプ”。
さらに翼部分には”ライトバー”、テールには”エキゾーストパイプ”を模したデザインも見られます。
ポルシェのチーフデザイナー、ミヒャエル・マウアー氏によれば「最終デザインはポルシェらしいといえないかもしれないが、機能性を優先したことや、その機能がデザインを決定しているところは、ポルシェブランドの思想を表している」とコメント。
「ポルシェとスター・ウォーズ」というのはこれまでにない、そして意外な組み合わせではあるものの、ポルシェは「タイカン」をこれまでのポルシェのユーザーとは異なる、とくにミレニアル層にアピールしたいと考えていて、その流れからの「コラボ」となったようですね。
なお、トライウイング S-91x ペガサス・スターファイターのルーフは911やタイカンのような「なだらかに後方に向かって落ちるラインを表現」しているようですね。
コクピットはマクラーレンF1、スピードテールのような「3座」。
キャノピーを閉じるとこう。
パイロットのスーツからして、反乱軍での使用をイメージしているようです。
今回はCGのみの公開ですが、米国では実際に製造された全長1.5メートルの模型が「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」のプレミアにあわせて公開される、とのこと。
VIA:Porsche