VWゴルフGTIの見積もりを取得してみた！新手の残価設定ローンが登場し「最初に残価を差し引いた金額を支払えば、2年もしくは3年の間、なにも支払わず、タダで乗れる」魔法のような状態に

｜ 最終回の「残価」の支払いについても買取保証がついているので、追い金を支払うこともない ｜

どうやらフォルクスワーゲンはなんとしてもクルマを売りたいようだ

さて、ちょうど新型フォルクスワーゲン・ゴルフGTIの試乗を行ったところですが、あまりにその手応えが良かったので見積もりを取得。

ちなみに新型ゴルフGTIは世界中にて高い需要を誇るうえ、かねてよりのチップ不足にて生産が追いついておらず、今から注文すると（VWのジャパンの在庫車がなければ）納車までは6ヶ月ほどを要する、とのこと。

フォルクスワーゲン・ゴルフGTIの価格はこんな感じ

まずはフォルクスワーゲン・ゴルフGTIの価格についてですが、エンジンは一種類のみで、装備の違いによって価格が異なります。

ベーシックグレードで466万円、純正ナビ”ディスカバープロ”が装着されると485万8000円、これにLEDマトリックスヘッドライトなどを含むテクノロジーパッケージが装着されると503万4000円、さらにアダプティブサスペンション含むDSSが装着されると525万4000円、そのうえレザーシートが装着されると554万円、ラグジュアリーパッケージが装着される最上位の仕様だと577万1000円という設定となっています。

そしてぼくが選んだのはGTI 純正ナビDiscover Pro＋テクノロジーパッケージ＋DCCという仕様の525万4000円。

ナビはまず必須、そしてマトリクスLEDヘッドライトやLEDテールランプも必須なのでテクノロジーパッケージを選択し、アダプティブダンパーに電制デフの統合制御が加わるDCCのやはり必須。

一方レザーシートはとくに必要はなく、むしろゴルフGTIらしい「チェックのファブリックシート」を選びたいと考え、この仕様へと落ち着いています。

フォルクスワーゲン・ゴルフGTIの見積もりを取ってみた

そこでゴルフGTIの見積もり内容がこちら。

合計金額は下記の通り5,900,000円ですが、残価設定ローン「ソリューションズ」、そして新型残価設定ローン「ソリューションズ プラス」両方にて支払いプランを検討しています。

まずは見積もりの詳細を見てみましょう。

新型フォルクスワーゲン・ゴルフGTIの支払いイメージはこんな感じ

まずは通常の残価設定ローン、「ソリューションズ」にて試算した内容を見てみたいと思いますが、3年で支払うと考えた場合の残価は50％。

よって、車両本体価格の50％である2,380,000円（オプション抜きの価格で計算されるようだ）を5,900,000円から差し引いた3,520,000円を支払うことになりますが、頭金を200万円入れ、1,520,000円を3年間、かつ毎月均等（ボーナス払いなし）で支払うと仮定した場合、毎月の支払額は51,500円という計算です。

つまり、200万円お金があり、残価設定ローンを組めば、毎月51,500円でVWゴルフGTIに乗れるということになりますね。

ただ、今回は「ソリューションズ プラス」なるローンについて触れてみたく、というのもこれは2回払い」という超変則ローン。

概念としては、2年もしくは3年後の残価を決め、その残価を差し引いた額を最初に現金で支払えば、その後2年もしくは3年間何ら支払は発生せず、しかし2年もしくは3年後に「残価を支払う必要が生じる」というもの。

ただ、2年後もしくは3年後の残価は保証されているので、クルマをディーラーに返して（売却して）しまえば、最初に支払ったお金だけでゴルフGTIに乗れることになります。

ざっと計算してみると、支払総額が5,900,000円だとして、3年後の残価は2,380,000円なので、5,900,000円から2,380,000円を引いた3,520,000円を最初に支払うだけ、ということに。

そして3年後にはクルマをディーラーに返し、しかし買取額は保証されているのでおい金は発生せず、しかし買取額が残価の設定額を上回れば、そのぶんお金が戻ってくるという計算です（ただし、金利分の213,486円は支払う必要がある）。

なお、この初回の3,520,000円は現金で支払わねばなりませんが、この金額が手元にない場合、これについてはよそで「マイカーローン」を借りることもでき、そうしたほうが通常の残価設定ローンの高い金利（2.99％）を支払うこともなく、トータルでは安上がりになるかもしれません。

加えて、売却については、ディーラーに売るよりも買取店に売ったほうが高く買い取ってくれる場合があり、ゴルフGTIは人気が高いので、買取店に売ると50％以上の金額がつくかもしれません。

ちなみにですが、このソリューションズ プラスは「2年」も選ぶことができ、2年を選ぶと残価が「55％」になるので、そのぶん最初に支払うお金が少なくまります（2年後にVWに対して支払う金利も、ローン期間が短くなるので安くなる）。

この方法だと、要は最初の金銭的負担のみで、残りは支払う必要がなく、ずっとタダで乗れるということになりますね。

フォルクスワーゲン・ゴルフGTIを試乗してきた動画はこちら

なお、今回新型ゴルフGTIの見積もりを取得したのはフォルクスワーゲン箕面さん。

いつもお世話になり、ありがとうございます。

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