ドアミラーはGT3マシン風！ノヴィテックによるフェラーリF8スパイダーのチューニングキットが発売に。エキゾーストシステムは純銀コーティング、0-100km/h加速は2.6秒

｜　チューニングメニュー次第にて最高出力は802馬力　｜

全てのパーツを装着すれば1000万円くらいはかかりそうだ

さて、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンのチューンを得意とするノヴィテック（ノビテック/NOVITEC）。

今回はフェラーリF8スパイダーのチューニングプログラムを発表していますが、F8トリブート自体が発表から2年経過しているだけに「ノヴィテックがまだF8スパイダー用のチューンを手掛けていなかった」ということ自体が驚きでもあります。

フェラーリF8トリブート向けのチューニングキットはすでに発売済み

なお、ノビテックは今年はじめにF8トリブート向けのチューニングキットを発売していますが、今回のF8スパイダー用については（当然ではありますが）F8トリブート用と多くを共有しており、もちろんビジュアルのみではなくパフォーマンスもグレードアップ。

まず外観から見てゆくと、構成されるエアロパーツは「フロントスプリッター」「サイドフラップ」「サイドパネル」「エアガイド・サイドウォール」「インサート・トランクリッド」「ディフューザーアタッチメント」「リアウイング」「リアスポイラーリップ」「ドアハンドル」「ダックテール」「ドアミラー（GT3クラスのレーシングカーみたいでカッコいい）」「リアビューカメラカバー」「エンジンエアベントカバー」「エンジンカバーエクステンション」「Bピラーカバー」「フロントバンパーカバー」「サイドウインドウトライアングルカバー」「トランクリッドカバー」「リアディフューザー」「ディフューザーフィン」「リアディフューザーオープニングカバー」「リフレクター」など多種多様。

加えてこれらのパーツはカーボンファイバーにて成形されており、すべて装着すればかなりのコストとなりそうですね。

ノヴィテック「フェラーリF8スパイダー」の出力は最大で802馬力へ

パフォーマンスについてはサブコンの「NOVITEC N-TRONIC」、ステージ2/3のエンジンチューン、エキゾーストシステム（高価なインコネル製に純銀メッキを施したものまである・・・）が用意され、ノーマルの720馬力から最大802馬力まで出力を向上させることが可能です。

なお、このパワーアップによって0-100km/h加速はノーマルの2.8秒から2.6秒へ、0-200km/hは7.8秒（-0.4秒）へ、そして最高速は340km/hへ。

足回りだとスポーツスプリング（35ミリダウン）、チタンボルト、アルミ製スペーサーが用意され、ホイールは「NF8」「NF9」「NF10」が揃い、今回公開されたオフィシャルフォトにて紹介されているのはVossen社との共同開発となるフロント20/リア21インチの「NF10鍛造（タイヤは255/30 ZR 21と335/25 ZR 22）」。

ホイールのカラーは「サテンブラック」「グロスシルバー」「グロスガンメタル」、オフィシャルフォトの「サテンブロンズ」ほか24色が選択でき、そのほかにもカスタムオーダーが可能となっているようですね。

インテリアについてはレザーやアルカンターラ、カーボンファイバーを使用し「リクエストに応じ」様々なカスタムが可能だとされています。

フェラーリの場合はノーマル状態が好まれ、カスタムやチューンは一般的ではなく、しかしモナコあたりの「フェラーリであふれる」状態にうんざりしたオーナー（富豪）がこういったチューナーのリリースするパーツを装着する例が少なくないといい、そのうち「モナコを走るスーパーカー」を捉えたYoutube上の動画にて、これらパーツを装着したフェラーリF8スパイダーを見ることができるかもしれませんね。

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参照：NOVITEC