中古のフェラーリ・カリフォルニアTを買おうとすると支払いは毎月いくら？なお2015年モデルでも残価を70％に設定できるので、実質の支払額はフェアレディZ一台分の600万円くらい

｜ とにかくフェラーリのリセールの高さには驚かされる ｜

メルセデス・ベンツやBMW、アウディの中古車はもちろん、国産スポーツカーを購入している場合じゃないのかも

さて、よく問い合わせをいただくのが「スーパーカーの購入と支払い」について。

これまでにも何度か支払いに関する例を紹介していますが、今回はフェラーリの中古車をローンで購入するとどういったイメージになるのか？ということを紹介してみたいと思います。

ここで取り上げるのは「おおよそ2000万円くらい」で購入できる中古フェラーリの代表格「カリフォルニアT」。

カリフォルニアTは2014年に登場したカリフォルニアのフェイスリフトモデルで、それまでのV8エンジンを自然吸気からターボへと変更したことが最大の特徴です。

搭載されるエンジンは4リッターV8ツインターボ、トランスミッションは7速デュアルクラッチ、駆動輪は後輪、乗車定員は4名、そしてなによりもリトラクタブルハードトップを持つオープンモデルという他にない個性を持っています。

ボディサイズは全長4,570ミリ、全幅1,910ミリ、全高1,322ミリ、車体重量は1,625ミリ（ドライウエイト）。

フェラーリ・カリフォルニアTの購入イメージはこんな感じ

そこでフェラーリ・カリフォルニアTの購入そして支払いイメージを見てみたいと思いますが、まずは購入金額から。

中古車両であれば（新車注文時に装着する）メーカーオプションを装着する必要はなく、よって車両本体価格と支払総額との差がぐっと小さくなります。

下記のほか必要となるのはレーダー探知機の取り付け、任意保険、そしてボディコーティングやプロテクションフィルムの施工費用くらいかと思います。

2000万円の中古フェラーリをローンで購入するとどういった支払いイメージなのか？

そしてここからは実際にローンにて支払った場合、毎月の支払いがどれくらいになるのかを見てみましょう。

例として「A（頭金0円）」「B（頭金100万円）」「C（頭金200万円）」を挙げていますが、見てのとおり「（非常に大まかな計算ではありますが）頭金が100万円増えると毎月の支払額が3万円くらい減ってゆく」といったイメージです。

そして7年落ちの中古車両といえど、残価を70％に設定できるということにも驚かされ、ちょっと乱暴な考え方をすると2000万円のうちの車両価格から残価（1386万円）を差し引いた614万円万円を支払えばOKということになり、なんと「フェラーリ・カリフォルニアTが614万円で購入できる」といいかえることができ、さらにいうならば「新車のフェアレディZを購入する金額でフェラーリが買える」わけですね。

フェラーリの中古価格は下がるどころか「上がる」こともあり、これから時代が電動化へと向かうに当たり、もしかすると今カリフォルニアTを購入して数年乗れば売却時に「値上がりしている」可能性も。

ただそれは実際どうなのかはわからないのでさておいて、しかし数年「普段遣い」として乗って手放したとしても、他メーカーのクルマに比較して損失が少ないのは間違いなく、「中古フェラーリを買う」というのはとんでもなく賢い選択に思えてきます（おまけにフェラーリは新車登録から7年間、基本メンテナンスが無料なので維持費もかからない）。

なお、今回の支払いプランについてはオートカヴァリーノさんにお願いして作ってもらっています。

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