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まさかの左右非対称!マンソリーがローマのハードコアカスタム「テンペスタ・ヴェルデ」公開!内装はフル張替え、いくらかかったのかが気になる

まさかの左右非対称!マンソリーがローマのハードコアカスタム「テンペスタ・ヴェルデ」公開!内装はフル張替え、いくらかかったのかが気になる

| フェラーリ・ローマ・テンペスタ・ヴェルデはシートですらも左右で色違い |

インテリアにここまで手をいれるのはマンソリーならでは

さて、メルセデス・ベンツやフェラーリ、ロールス・ロイス、マセラティ、ランボルギーニなどハイエンドカーを対象にしたチューニングプログラムを展開しているマンソリー。

今年3月にはフェラーリ・ローマのチューニングキットを発表していますが、今回はそのキットを組み込み、なんと「左右非対称」という強烈なカラーリングを持つ「マンソリー・テンペスタ・ヴェルデ」と呼ばれる一台を公開しています。

車両の片側はホワイト、もう片側はエレクトリックグリーンという仕様ですが、それぞれのカラーの協会にはひし形の無数のグラフィックが入っており、ちょっと前に公開された、「アルゴリズムフェード」の応用版だと考えて良さそうですね。

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装着されるのはマンソリーのカーボンファイバー製ボディキット

このマンソリー・テンペスタ・ヴェルデにはマンソリー製のフォージド(鍛造)カーボンファイバーエアロキットが装着されており、交換式フロントバンパー、(812コンペティツォーネ風の)ダクト付きボンネット、ドアミラーカバー、フェンダーブレード、サイドステップに・・・。

Ferrari-Roma-Mansory-Tempesta-Verde (8)

リアディフューザー、リアスポイラーが装着済み。

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ホイールはフロント20、リア21インチの鍛造品(おそらくローダウンスプリングにて車高が落とされている)。

オーバーフェンダーの装着はなく、いずれも「戻そうと思えば戻せる」範囲なのかもしれませんね。

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ただしやっぱりその真髄は「グリーン」にあった

しかしながらこのフェラーリ・ローマで驚かされるのはやっぱり「左右非対称」のカラーリング。

おそらくはホワイトのローマにグリーンのラッピングを行ったんじゃないかと考えていますが、グリーンからホワイトに移行する「境界線」にはイタリアンカラーのストライプが貼られ、これはフロントグリル内のルーバーにまで貼り込まれるという細かさ。

さらに言えば、サイドウインドウのモール(上側)もグリーン側は「グリーン」へと変更され、ブレーキキャリパーも片側のみがグリーンに。

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なお、さらに細かい配慮がなされているのがエアロパーツのハイライトで、フロントリップ、サイドステップ、リアディフューザーのエッジやフィンにつき、グリーン側にはホワイト、ホワイト側にはグリーンのハイライトが設けられており、これらについては反対のカラーが用いられているということになりますね。

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そしてリアには「P700」と記されたバッジが見えるので、3.9リッターV8ツインターボエンジンはノーマルの620P/760Nmから、710PS/865Nmへと向上しているものと考えてよく、であれば「0-100km/h加速3.1秒をマークし、最高速は332km/h」という驚きのパフォーマンスを持っていると考えて良さそう。

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エクステリアが「もとに戻せそう」なのに対し、インテリアは「完全に不可逆」な改造が施されており、ダッシュボードやピラー内張り、センターコンソール、ステアリングホイール、フロアマットなど、文字通り「全て」が剥がされてグリーンとホワイトへと張り替えられていて、ダッシュボードのアッパーはグリーン、その下はホワイトという組み合わせですが、センタートンネルやシートにもイタリアンがラーがあしらわれ、シートもその中央を境界にしてカラーが分けられています(シートそのものも左右でカラーが異なる)。

さらにはグリーン部分にはホワイトのステッチやパイピングが用いれており、その世界観がとことん追求されているようですね。

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ステアリングホイールはカーボンファイバー製で、12時位置のセンターライン、そしてカーボン製パドルのサイドにもイタリアンカラーが入り、しかしこれはフェラーリの純正オプションかもしれません(こういった仕様にもできる)。

ただ、グリップは張り替えられ、サイドには大きなコブが設けられるなど、純正とは大きく異る仕上げがなされています。

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