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まさかのフェラーリ・モンツァSP2「マンソリー・カスタム」登場!今はフェラーリへの冒瀆だと取られそうだが、時間が経つとケーニッヒのように評価されるかも

まさかのフェラーリ・モンツァSP2「マンソリー・カスタム」登場!今はフェラーリへの冒瀆だと取られそうだが、時間が経つとケーニッヒのように評価されるかも

| ただしケーニッヒには純粋な信念と愛があるように思う |

ただ、見る限りでは不可逆的な改造は行ってなさそうだ

さて、過激なチューニングスタイルにて中東やモナコにて大きな人気を博するマンソリー。

ブラバスともども特定の顧客の熱狂的な支持を得ているという印象ですが(その意味ではリバティーウォークも同じかもしれない)、ブラバスがセダンやSUVに強いのに対し、マンソリーは「スポーツカーに強い」というイメージも。

そして今回マンソリーはなんとフェラーリ・モンツァSP2に手を入れており、しかしいかに相手がモンツァSP2といえども、一切自社の主張を譲らぬカスタムを行っています。

マンソリーがカスタムしたフェラーリ・モンツァSP2はこうなっている

そこでこのモンツァSP2を見てみたいと思いますが、ボディカラーはロッソコルサ、そしてストライプはブラックという仕様。

このカラーは「いかにもフェラーリらしく」、オーナーとしてはフェラーリのヘリテージを重視してこのカラーコンビネーションを(新車オーダー時に)選択したのだと思われ、しかしなぜ今になってマンソリーのパーツによってその外観を変えようと思ったのかはちょっとナゾ。

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それはともかくとして、このフェラーリ・モンツァSP2の全身にはあますところなくマンソリーの手が入り、フロントだとグリル内部にガイドが取り付けられ、バンパー下部にはスポイラーも。

これらのパーツはカーボンファイバーにて成形されており(部分的にレッドのラインが入る)、見たところ純正パーツを加工せず、必要な部分を交換しつつ装着されているようですね(いつでも元に戻せるように配慮したのかも)。

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そしてサイドステップもフロントスポイラーとマッチするマンソリー製へ。

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ホイールも交換され、おそらくはカーボン製と思われるエアロディスクが取り付けられています。

ホイールサイズはフロント21インチ、リア22インチ、タイヤサイズはそれぞれ275/30 ZR21と335/25 ZR22。

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ドア(フェンダー)ミラーはステーともどもマンソリーによるカーボン製へ、そして新たに設けられた突起にはレッドのアクセント。

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全体的には「元に戻せる」ことを考えているようだ

ちなみに左右シートは色違いではありますが、おそらく(ステッチから判断するに)フェラーリ純正だと思われます。

なお、シートのステッチや跳ね馬(プランシングホース)刺繍、エクステリアだとブレーキキャリパーにイエローを選択しており、これもやはりフェラーリへの忠誠心を表しているのかも(エンブレムを見てわかる通り、フェラーリのカンパニーカラーはイエローである。レッドはレーシングチームのカラー)。

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そしてシートに呼応する形で運転席側のバットレスはブラックです(これも当初からの仕様だと思われる)。

なお、Ferrari文字や跳ね馬はブラックへ(フロントの跳ね馬はレッド)、そしてバットレスのサイドにはマンソリーのエンブレムも。

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リアウイングは装着されず(さすがにウイングを取り付けると非難轟々だったと思われる)、変更範囲はディフューザーを中心としたボトム部に限られます(これも元に戻せるようにという配慮だと思われる)。

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そしてディフューザーのフィンにもレッドのハイライト。

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おそらく最もこのクルマで特徴的なのはこのレッドのインサートを持つテールパイプ。※エキゾーストシステム全体が変更されている

これはクルマに興味がない人でも「おっ」と思うかもしれませんね。

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このフェラーリ・モンツァSP2は(SP1とあわせて)499台しか製造されない超限定モデルであり、そもそものデザインが「フェラーリの過去の名車へのオマージュ」として考えられたもの。

よってそこへ何らかの手を入れるということはフェラーリへの冒涜だと取られても仕方ありませんが、現在の「ケーニッヒ」のように、数十年経つと逆にその希少性が評価されるようになるのかもしれません。

参考までに、このフェラーリ・モンツァSP2はマンソリーのワンオフプログラム「ビスポーク」によって仕上げられたもので、価格は非公開となっています(さすがにモンツァ用のカスタムパーツをあらかじめラインアップしているとは思えず、顧客の要望によって新しく作られたようだ)。

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参照:Mansory

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