この色いいな！フェラーリが「セルリアンブルー」のローマを公開、あわせて「デザイナーおすすめ」の内装コンビネーションも披露

｜　ローマはカラーの選択が難しいが、今まで見たローマの中ではもっとも美しいペイントかも　｜

しかも目立たないレベルでシルバーのライン入り

フェラーリ・ローマは現行フェラーリの中ではもっともクラシカルでエレガントなスタイルを持ちますが、それだけにカラーの選択が難しいクルマであるのもまた事実。

現代のフェラーリで人気のロッソやビアンコよりも、1960-1970年代のフェラーリに多用されていたシルバーやメタリックグレー、ゴールド、淡いメタリックブルーなどがよく似合うようにも思われ、そして今回フェラーリが自社のパーソナリゼーション部門「テーラーメイド」にて仕上げたのがこの”セルリアンブルー”のローマです。

フェラーリはこのボディカラーについて「現代性とクラシックとの絶妙なバランス」だと表現しており、まさに言い得て妙かもしれません。

なお、センターにはシルバーのラインが入っていますが、おそらくこのライン（リバリー）は細くても太くても価格が同じなのだと思われ（つまりオプション価格＝作業代だと考えてよく、これはストライプの太さには関係しない）、よってこのローマのリバリーについては「面積あたりの価格がかなり高そうだな・・」と野暮なことをついつい考えてしまいます。

このフェラーリ・ローマのインテリアは鮮烈なホワイト

そしてこのフェラーリ・ローマのインテリアも素晴らしいカラーリングを持っており、ベースカラーはブラック、そしてシートカラーはホワイト（キルティング加工を施したフラウレザー）。

なお、アクセントにはボディカラーとマッチしたブルーが使用され、上下でカラーを分ける「デュオトーン」は非選択となっています。

シートやステアリングホイールのステッチカラーもライトブルー。

アクセントカラーのブルーはアルカンターラにて再現されています。

フェラーリはインテリアにも多大な注力を払っている

なお、フェラーリは多数のボディカラーが選択できることでも知られますが、その内装における選択肢も非常に豊富であり、テーラーメイドを使用しなくてもインテリアカラーはおおよそ15色ほど、そしてベースカラーに加えてシートカラー、カーペットカラーなどを変更でき、さらにコストをかければツートンカラーやルーフ内張りのカラーも変更できるうえ、ステッチも豊富に揃います（太さも選べる）。

そして今回フェラーリが自社のFacebookにて、（おそらくは）フェラーリのデザインスタジオ、チェントロ・スティーレの推奨と思われるカラーリングを投稿しており、まず下の画像の左は「ラメ・メタリッツァート」、右は「オロ・メタリッツァート」。

カッパーやゴールドの上品な組み合わせです。

こちらはボルドー・メタリッツァート。

アルジェント・メタリッツァート。

いずれもカーコンフィグレーターのキャプチャなので質感を把握しにくいものの、メタリッツァート＝メタリックを採用することで「光の反射によってディティールを強調し、洗練された色合いによって新鮮かつ現代的な雰囲気をもたらしている」と紹介されています。

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参照：Ferrari（Facebook）