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フェラーリストアにSF-23のステアリングホイール(レプリカ)、コンストラクターズ/ドライバーズタイトルを獲得したSF2001のエキゾースト(本物)が登場

2024/01/13

フェラーリストアにSF-23のステアリングホイール(レプリカ)、コンストラクターズ/ドライバーズタイトルを獲得したSF2001のエキゾースト(本物)が登場

| ステアリングホイールの製作はもちろんアマルガム、エキゾーストシステムは実際のF1マシンから外した「希少部位」 |

レプリカといえども非常に価値の高い製品であることは間違いない

さて、フェラーリストアにF1マシンのステアリングホイールが登場。

これらはレプリカではあるものの、外観上は本物とまったく同じように作られているといい、製造を担当したのはあのアマルガムだというので、その再現性には疑う余地がないものと思われます。

現在ラインアップされているのはF1-23、F1-75、SF21の3つですが、それぞれ数量限定にて販売が開始されています。

フェラーリのF1マシン用ステアリングホイール(レプリカ)はこんな製品

そこでまずは「Ferrari SF-23 ステアリングホイール」。

こちらの価格は1,365,950円に設定されており、製作されるのは99個のみとなっています。

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フェラーリからのデータ提供、そして指示をもとにアマルガムが製作したものですが、2023年シーズンをシャルル・ルクレールとカルロス・サインツによってドライブされたF1マシンのステアリングホイールを忠実に再現。

車名とシリアルナンバーが刻印されたディスプレイ用台座、そして透明ケースが付属しており、真正証明書とブックレットも付属するとのこと。

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おそらくはカーボンファイバーの「合わせ目」すらも実物と同じように作られているのだと思われます。

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見たところ一部には金属製のパーツが使用されているようですが、ダイヤルやボスなどの素材、そしてスイッチ類が可動するのどうかなどは不明です。

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そしてこちらは「Ferrari F1-75 ステアリングホイール(1,103,200円)」。

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こちらは175個が製作され、やはり実際のF1マシンに使用されたステアリングホイールの設計図を参照し、同じ素材やカラーコードを用いて作られたもの。

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一部には金属が使用されているようですが、一方では「金属風」に樹脂がペイントされているように見える部分も。

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こちらは「SF21 ステアリングホイール(919,000円)」。

生産数は99個に絞られ、ボタン、スイッチ、レバーは「可動式」だと説明されており、設計には1,200時間、製作には120時間を費やした力作です。

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なお、完成後にはフェラーリのエンジニアが「細部に至るまで再現されているかどうか」を確認しているようですね。

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ちなみにSF21は2021年シーズンを走った67台目のシングルシーターで、フェラーリが最初にデビューさせたレーシングカー、125Sを連想させるバーガンディカラーが部分的に使用されたことでも話題になったマシンです。

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なお、フェラーリはこれまでにも「F1マシンのエンジン(本物)」のほか、やはり本物のF1マシンから取り外したブレーキローター、コンロッドやバルブ、ピストン、カムシャフトなどのエンジンパーツ、はたまたウイングなどのボディパーツを販売していますが、今回あたらしく「エキゾーストマフラー」が登場。

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こちらは2001年シーズンのF1世界選手権においてコンストラクターズタイトルとドライバーズタイトルを獲得したF2001から取り外したエキゾーストマニホールドで、レッドのラインが入るカーボン製の台座の上に固定されており、スクーデリア・フェラーリのチームプリンシパルによるサイン入り真正証明書が添付される、とのこと。

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そしてこちらは2006年シーズンを走った248F1のエキゾーストマニホールドで、価格は897,650円に設定されています。

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参照 / Photo:Ferrari Store

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