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新興ハイパーカーメーカー、エストレマが放つ2040馬力の「フルミネア」。クラウドファンディングで資金を調達しニュルへ挑戦する予定なるも未達成で計画が頓挫か

投稿日:2023/01/21 更新日:

新興ハイパーカーメーカー、エストレマが放つ2040馬力の「フルミネア」。クラウドファンディングで資金を調達しニュルへ挑戦する予定なるも未達成で計画が頓挫

| 「ソリッドステートバッテリー搭載」など現実味に欠ける要素も多いハイパーカーだった |

それでもまたプロジェクトは継続しているというが

さて、イタリアの新興ハイパーカーメーカー、アウトモビリ・エストレマ(Automobili Estrema)が放つ2,040馬力のハイパーカー、フルミネア(Fulminea)。

このアウトモビリ・エストレマは、フィスカーの株主であり欧州での販売代理店であったジャンフランコ・ピズート氏がイタリアのモデナに設立した自動車メーカーであり、2021年5月にそのプロジェクトが公開され、そして最近だと「2023年に生産を開始する」とアナウンスされたばかり。

9月にはニュルブルクリンクへの挑戦も

そして今回アウトモビリ・エストレマが公開した最新情報が「生産が開始された後、9月にはニュルブルクリンクを訪問してタイムアタックを行う」ということですが、このフルミネアはピュアエレクトリックカーなので、狙うのは「エレクトリックカーの最速記録」。

ちなみに現在のニュルブルクリンク最速EVはテスラ・モデルSプレッドの7分35秒579であり、市販車にこだわらなければフォルクスワーゲンID.Rの6:05.336 という驚きのタイムも記録されています。

今回フルミネアがどちらのタイムを更新しようとしているのかはわかりませんが、常識的に考えてフォルクスワーゲン ID.Rのタイムを破ることは難しく、よってテスラ・モデルSプレッドのタイムを更新するにとどまるのかもしれません。

Estrema-Fulminea (5)

Estrema Fulminea
今度はイタリアから2040馬力のエレクトリックハイパーカー「エストレマ・フルミネア」登場!世界初のソリッドステートバッテリー(個体電池)搭載EVとなるようだ

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ただし現在はその資金を募集中

ただ、ニュルブルクリンクへのチャレンジには非常に多額のコストがかかるため、アウトモビリ・エストレマは(クラウドファンディングの)キックスターターにて「この試みを金銭的に支援する」プロジェクトをオープンさせており、目標額は97,863ユーロ、しかし43人の支援者が集まるもプロジェクトは残念ながら「予算未達」。

キックスターターでのキャンペーンでは「スタートアップ企業として、フルミネアのプロトタイプを完成できないかもしれないこと、(あるいは)記録への挑戦を逃すかもしれない可能性も否定できない。しかし我々の情熱、経験、ノウハウ、才能によって、成功するチャンスは依然として大きい。 それでも私たちの物語がハッピーエンドになるかどうかはまだわからない。一緒にそれを見つけよう 」と記載されており、未達であった以上、今後の計画がどうなるのかは現時点ではナゾのまま。

なお、アウトモビリ・エストレマは、"創業からニュルブルクリンク(ノルドシュライフェ)での最速アタックまでの全行程 "を網羅したドキュメンタリーを制作する予定だとも発表しており、2月から10月にかけて展開される9つのエピソードにて「フルミネアの製作過程を追う」こともできるようになる予定だともアナウンスしていますが、これもキックスターターでの成功が前提であったと思われるので、ちょっと雲行きが怪しくなってきたなという感じです。

Estrema-Fulminea (6)

アウトモビリ・エストレマ・フルミネアは、ウルトラキャパシタを搭載し、従来のリチウムイオン電池とアヴェスタ・バッテリー・エナジー・エンジニアリング(Avesta Battery Energy Engineering)社製の全固体電池を組み合わせる「ハイブリッド」バッテリーパックを採用した画期的な電気ハイパーカー(という設定)。

これにより、少なくとも100kWhのバッテリー容量と500Wh/kgのエネルギー密度を実現することを目指しており、車体重量が約1,500kgであるのに対し、バッテリーパックは300kgしかない(予定)ということについても言及されています。

すべてがうまくいけば、フルミネアは、0-320 km/hを10秒以内に加速し、WLTPサイクルで約520 kmを走行することができ、10%から80%までの充電を15分以内に行うことが可能となりますが、もしかすると計画倒れになってしまうのかもしれません。

それでもアウトモビリ・エストレマは「初期生産は進行中」だと述べ、61台のみ製造し、価格は196万1000ユーロ(約2億7400万円)であることについても触れていて、今後の成り行きに注目したいと思います。

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