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これはまるでアリタリア!ランボルギーニがドーハにてイタリアントリコローレを身にまとう「ランチア・ストラトスっぽい」カラーのウラカン・ステラートを公開

2022/12/08

これはまるでアリタリア!ランボルギーニがドーハにてイタリアントリコローレを身にまとう「ランチア・ストラトスっぽい」カラーのウラカン・ステラートを公開

| おそらくはこのイベントのためのスペシャルカラー、しかしラッピングによって再現できそうだ |

やっぱりウラカン・ステラートは格好良く、「注文しとけばよかったな」とちょっと後悔

ランボルギーニがドーハ(カタール)にて、ウラカンのオフロードバージョンにして最新かつ最終モデル「ウラカン・ステラート」を公開。

これはドーハに作られたフローティングラウンジ上でのお披露目となったもので、ヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA)からのVIPゲストを招き、ランボルギーニ会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏、セールス&マーケティング最高責任者のフェデリコ・フォスキーニ氏、最高技術責任者のルーヴェン・モア氏、デザイン責任者のミッチャ・ボルカート氏によってプレゼンテーションがなされた、とのこと。

なお、ときどきスーパーカーブランドは新型車の発表のためにこういった「浮島」を作ることがあり(フェラーリも過去に同様の例がある)、その資金力には驚かされるばかりですが、スーパーカーがもはや「高性能なスポーツカー」から「セレブ向けのファッションアイテム」へと変貌しつつある今、こういったラグジュアリーされの演出がもっとも重要なのかもしれませんね。※他業界でも浮島がよく使用されるので、きっとレンタル浮島のようなものがあるのだと思う

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ランボルギーニCEOはかく語りき

今回のプレミアに際し、ステファン・ヴィンケルマンCEOは「フラカンステラートは、ランボルギーニの哲学を完全に象徴する開発プロジェクトの集大成です。期待や可能性を押し広げ、予期した以上の、しかしすぐにランボルギーニとわかるものを生み出すのです。マイアミでの公式発表に続き、ドーハでの発表によって、この楽しさに満ち溢れ、全地形対応型のスーパースポーツ、そしてランボルギーニのインスピレーションと進化を中東地域のクライアントと共有することができることになりました。すでにウラカン・ステラートが熱狂的な歓迎を受けているのはご承知のとおりです」とコメント。

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ウラカン・ステラートは2017年にコンセプトモデルとして登場し、2022年に市販モデルとして1,499台のみが発売されていますが(すでに完売)、世界初公開はマイアミにて開催されたアートバーゼルにて行われ、そこで公開されたウラカン・ステラートのボディカラーはヴェルデ・ギア(Verde Gea)とビアンコ・ファネス(Bianco Phanes)。

ただし今回中東にて公開されたのはビアンコ・イシ(Bianco Isi)を身にまとい、そこにプラスされるのはイタリアントリコローレです。

Lamborghini-Huracan-Sterrato (2)

ウラカン・ステラートには多種多様なオプションが用意されているものの、オンラインカーコンフィギュレーターを見る限りではこのカラーの組み合わせ、そしてこのグラフィック(パターン)を選択することはできず、よってこれは今回のお披露目イベント専用のスペシャルモデルなのかもしれません。

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そのカラーはまさにアリタリア

ただ、ぼくが今回このウラカン・ステラートを見て思ったのは「アリタリアカラーの再現」ということ。

アリタリアカラーとは、ランチア・ストラトスが「アリタリア航空」をスポンサーに付けて戦った1976-1977年に用いられたリバリーであり、わずか2年という短期間しか用いられなかったものの、多くの人の心に焼き付いているカラー(少なくともぼくの中では強烈な印象として残っている)。

ちなみにこちらがアリタリア航空の機体(その社名はアリ=翼と、イタリアとを組み合わせた造語である)。

アリタリア航空はイタリアのフラッグキャリアであったものの、2021年には残念ながら経営破綻によって消滅し、経営権がITAエアウェイズへと引き継がれています。

もちろんランボルギーニとアリタリアとの接点は過去になく、しかしランボルギーニはウラカン・ステラート発表の際に「ラリーカーのような走りを楽しめる」ともコメントしているので、ある意味ではランチア・ストラトスの再来だと捉えてもいいのかもしれません(無理やり結びつけるならば、ランチア・ストラトスはマルチェロ・ガンディーニのデザインであり、ランボルギーニのDNAの一部もまたガンディーニによるデザインであるということくらいか)。

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参照:Lamborghini

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