>ランボルギーニ ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

ランボルギーニは60周年を迎える今年になんらかの「特別記念モデル」を発表?現段階ではウワサすらなく、しかし創業日の5月7日には何かがあると考える

ランボルギーニは60周年を迎える今年になんらかの「特別記念モデル」を発表?現段階ではウワサすらなく、しかし創業日の5月7日には何かがあると考える

| この節目にランボルギーニが「何もしない」とは(商業的、ブランディング的に)考えにくい |

これまではカウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴ、アヴェンタドールに「周年記念モデル」が設定されている

さて、ランボルギーニは先日、その博物館のリニューアルにあわせて「2023年は、この新しいミュージアムで幕を開ける、独創的な活動と活発な展開に満ちた年になることでしょう。私たちは、国際的なイベント、イニシアティブ、想像(期待)を超える活動を通じ、我が社の60周年記念を祝う計画を持っています」とアナウンス。

ちなみにですが、ランボルギーニはここ最近、そのブランドコンセプトとして「BRAVE(勇気)」「AUTHENTIC(本物)」「UNEXPECTED(期待を超える)」の3つを掲げており、今回のプレスリリースにおいても「UNEXPECTED=期待を超える」という表現が用いられています。

ランボルギーニが自社博物館を「再々」リニューアル!今回の改装は規模が大きく、60周年を迎えるに当たり過去を総括、そして未来へと向かう準備を行う
ランボルギーニが自社博物館を「再々」リニューアル!今回の改装は規模が大きく、60周年を迎えるに当たり過去を総括、そして未来へと向かう準備を行う

| ランボルギーニは2020年にも博物館をリニューアルしたばかりではあるが | 展示企画第一弾は「過去の60年の歴史の偉大さを物語る」 さて、ランボルギーニが本社併設の博物館をリニューアルした、と発表 ...

続きを見る

ランボルギーニはこれまでの節目にはなんらかの記念モデルを発表してきた

そしてランボルギーニはこれまでにも「創業何周年」という記念の折にはなんらかの特別モデルを発表しており、(創立25周年記念の)カウンタック25thアニバーサリー、ディアブロSE30、ディアブロSE35、ムルシエラゴ 40thアニバーサリー・エディション、そしてアヴェンタドール LP720-4 50° アニヴェルサリオ。

そうなると「60周年記念モデル」が発売されないほうがむしろ不思議であり、ランボルギーニの設立が「1963年5月7日」であることを考慮すると、2023年5月7日になんらかの記念モデルの発表があるのかもしれません。

L1160698

なお、ランボルギーニは60周年を祝うために「60 ANNIVERSARIO」なるロゴを作製して商標登録を行っていますが、この「60」には牛のツノのようなデザインを確認することが可能です。

ランボルギーニ60周年記念ロゴ

そしてこのツノはカウンタックLPI800-4のネームプレートにも確認でき・・・。

lamborghini-countach-lpi-800-4 (6)

ミウラ(Miura)のM部分にも確認可能。

5

よってランボルギーニの60周年記念モデルはカウンタックもしくはミウラへのオマージュモデル、もしくはカウンタックLPI800-4の特別仕様だとも推測されているのですが、カウンタックLPI800-4はすでに限定台数すべてを販売しているので、ここから「追加」でカウンタックLPI800-4の特別仕様を発表すればその価値を下げることにもなりかねず、よってカウンタックLPI800-4の線はないのかも(もしくは限定台数の中に60周年記念モデルがあらかじめ含まれ、限られた人に振り分けられているか)。

ランボルギーニ
ランボルギーニ60周年記念モデル「60アニヴェルサリオ」はカウンタックベースとのウワサ!ただしボクはこう考える

| ボクはランボルギーニ60周年記限定モデルについて「カウンタックベース」は無いと考えている | ただ、それでもどんなモデルになるのかは確信が持てない さて、ランボルギーニが「60アニヴェルサリオ」の ...

続きを見る

もしくは「創業」を強く意識するならば、ランボルギーニ初の市販車、350GTへのオマージュモデルということも考えられ、しかしこちらは「記念すべき第一号車」ではあるものの、V12エンジン搭載ながらも「フロントエンジン、普通の横開きのドア採用、GTカー」という、現在のランボルギーニのDNAとは異なる方向性を持っており、その意味では350GTへのオマージュモデルも「ない」かもしれませんね。

ランボルギーニが「最初にV12エンジンを積んだ車」、350GTを振り返る。フェラーリのエンジニアを雇い入れ、目標値を10馬力超えるごとにボーナスをはずんでいたことが明らかに
ランボルギーニが「最初にV12エンジンを積んだ車」、350GTを振り返る。フェラーリのエンジニアを雇い入れ、目標値を10馬力超えるごとにボーナスをはずんでいたことが明らかに

| ランボルギーニは創業当時から今に至るまで「打倒フェラーリ」 | ランボルギーニは創業当初から一定の成功を収め、むしろフェラーリがランボルギーニを意識した時代も さて、ランボルギーニのV12エンジン ...

続きを見る

ただ、ランボルギーニがこの節目に「何もしない」ということもまた考えにくく、商業的に考えるならば”限定モデルは大きな収益”となり、ブランディング的に考えても話題作り、そして将来のコレクターズアイテムをリリースすることでブランド価値を向上させることができ、よってなんらかの発表があるのは間違いないとも考えていて、ぼくとしては「まったく新しい」独立した特別記念モデルを発表してくれればなあ、とも考えています(エッセンツァSCV12のロードゴーイングバージョンなど)。

あわせて読みたい、ランボルギーニ関連投稿

ランボルギーニが新型V12モデル発表を前に過去のV12エンジンを振り返る!この59年にに使用されたV12エンジンはわずか「2世代」、しかし中身は大きく進化していた
ランボルギーニが新型V12モデル発表を前に過去のV12エンジンを振り返る!この59年にに使用されたV12エンジンはわずか「2世代」、しかし中身は大きく進化していた

| ランボルギーニのV12モデルはもともと「モータースポーツ用」として設計されていた | しかしどういった理由からかモータースポーツには参戦せず、市販モデルに搭載される さて、ランボルギーニは1963 ...

続きを見る

ランボルギーニが「カウンタックの元祖」、LP500プロトタイプを現代に再現!当時の実車はすでに失われており、記録と記憶を頼りにゼロから作り上げる
ランボルギーニが「カウンタックの元祖」、LP500プロトタイプを現代に再現!当時の実車はすでに失われており、記録と記憶を頼りにゼロから1台のみを作り上げる

| まさかランボルギーニがカウンタックLP500の再現を行うとは | おそらくこのカウンタックLP500は公道を走行することができないと思われる さて、ランボルギーニ・カウンタックは今年で50周年を迎 ...

続きを見る

ランボルギーニ・カウンタックLPI800-4
現代版ランボルギーニ・カウンタック「LPI800-4」発表!思っていたよりも「カウンタック」、しかし回顧モデルではなくれっきとした「カウンタック後継モデル」だった

| カウンタックLPI800-4はこれまでの歴代カウンタックのデザインをさらに発展させた「新型」カウンタックだった | ランボルギーニの歴史の第一幕”閉幕”を飾るのにこれほどふさわしいクルマはない さ ...

続きを見る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ランボルギーニ, ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , , , ,