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ランボルギーニ60周年記念モデル「60アニヴェルサリオ」はカウンタックベースとのウワサ!ただしボクはこう考える

2022/06/11

ランボルギーニ60周年記念モデル「60アニヴェルサリオ」はカウンタックベースとのウワサ!ただしボクはこう考える

| ボクはランボルギーニ60周年記限定モデルについて「カウンタックベース」は無いと考えている |

ただ、それでもどんなモデルになるのかは確信が持てない

さて、ランボルギーニが「60アニヴェルサリオ」のロゴと名称を欧州特許庁に出願したことが明らかになっていますが、つまりランボルギーニは2023年の「60周年記念」に特別モデルを発売してくるものと考えられます。

この記念モデルの発表が今年になるのか来年になるのかはわからないものの、最近のランボルギーニは「ぴったり日付まで合わせて」記念限定モデルやコンテンツを公開する傾向にあるので、このモデルが発表されるのはちょうど設立から60年を迎える「2023年5月9日」となるのかも。

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そこで気になるのがこの60周年記念限定モデルですが、これまでランボルギーニは25周年をカウンタック、30周年と35周年をディアブロ、40周年をムルシエラゴ、50周年をアヴェンタドールの特別モデルにて祝っており、しかし今回の場合、すでにアヴェンタドールはモデルライフを終えており、よって「アヴェンタドールがベースに」なることはなさそうです。

そして今回、この商標の出願を発見したCarbuzzでは「カウンタックLPI800-4をベースにしたモデルになる」と予測していますが、その根拠はカウンタックLPI800-4のロゴ(800の部分)に、今回出願された60周年記念ロゴと同じ「(牛の)ツノ」が見られるため。

こちらがカウンタックLPI800-4のロゴで・・・。

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こちらが今回出願された画像。

ランボルギーニ60周年記念ロゴ

ランボルギーニ60周年記念モデルはカウンタックベース?

そしてCarbuzzでは、カウンタックLPI800-4に与えられなかったカウンタックの象徴、つまり「リアウイング」と「Cピラー上の弁当箱」がこの60周年記念限定モデル(カウンタック)に与えられるとも予想しており、「すでにカウンタックを購入した人が怒り出すような仕様を持っているんじゃないか」とも。

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ただ、この予想には諸手を挙げて賛成することはできず、というのもランボルギーニの現在のCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏は、前CEOが企画したカウンタックLPI800-4について”あまり肯定的ではない”とされるため。

ステファン・ヴィンケルマンCEOは「復刻」には興味がなく、しかし同氏がCEOに就任した際にはカウンタックの復刻プロジェクトがキャンセルできないところまで進んでおり、よって「発売する以外には道がなかった」とも語っていますが、こういった言動からすると、そのカウンタックを60周年記念限定モデルに起用するとは考えにくいわけですね。

さらに言えば、ステファン・ヴィンケルマンCEOは、前ステファノ・ドメニカリCEO時代に発売されたウラカンEVO系を短命に終わらせ、あと2年ほどしか販売期間が残されていないにもかかわらず新型ウラカン「テクニカ」を導入しています。

つまりステファン・ヴィンケルマンCEOは「前CEO色を消したい」と考えていると思われるフシがあり、よって新しいランボルギーニ60周年記念限定モデルは「全く新しい」モデルとなる可能性も。

加えて、112台という”比較的多い”限定台数に設定されたカウンタックLPI800-4に対し、さらに派生モデルを追加したりすると、カウンタックLPI800-4の価値を下げることにもなりかねず、それはステファン・ヴィンケルマンCEOも「避けたい」と考えている事態なのかもしれません。

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やはり価格は「数億円」となるだろう

ただ、純粋にV12エンジンのみで走るスーパーカーは「アヴェンタドールLP780-4ウルティメ」が最後だとコメントされているので「V12エンジンのみ」を積むスーパーカーとなるとは考えにくく、となるとやはりシアンやカウンタックLPI800-4と同じV12+スーパーキャパシタという構成となり、そしてデザイン的には(ステファン・ヴィンケルマン氏の意向を反映して)ウラカン・テクニカに採用された「横方向のY字を表現したフロントバンパー」が用いられるとも推測しており、つまりランボルギーニ60周年記念モデルについては、シアンや、これから発表されるであろうウルスのフェイスリフトモデルと共通するデザインを持つことになり、アヴェンタドール後継モデルへと続くデザインが与えられるんじゃないかと予想しています。

ランボルギーニ・シアン

なお、価格としては「数億円」になるだろうと考えていて、これは「ハイブリッド」になるのであれば容易に想像がつくところ。

そして数億円で販売するもう一つの理由としては、2023年はアヴェンタドールそしてアヴェンタドール後継モデルの納車がなく、これまでV12モデルにて構成されていた売上がすっぽり無くなってしまうため。

よって、この売上をカバーするために「数億円の」ハイパーカーを売って欠損分をカバーしなければならないわけですが、逆に考えると、数億円という価格の納得性を高めるためにもハイブリッドは必須なのかもしれませんね。

参考までに、Carbuzzが「60周年記念モデルはカウンタックベースになる」とした根拠である”ツノ”について、これはもちろんランボルギーニのエンブレムや、ランボルギーニ創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニの星座(牡牛座)を指しています。

ステファノ・ヴィンケルマンCEOは「過去のクルマをリバイバルしない」ということについて、ブランドのヘリテージを無視しているわけではなく、「それを理解した上で前に進まねばならない」とコメントしており、実際に同氏はランボルギーニの中期計画として、おうし座の中で最も明るい星「コル・タウリ」を名称に織り込んだ”ディレッツォーネ・コル・タウリ”を発表したこともあって、こういった行動からすると「ツノ」を60周年記念モデルのロゴに用いるのは(カウンタックLPI800-4とは関係なく)ごく普通のことなのかもしれません。

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参照:CARBUZZ

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