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マセラティが「雷より生まれでた」新型車を4月15日に発表。スケジュール的にはMC20フォルゴーレか

マセラティが「雷より生まれでた」新型車を4月15日に発表。スケジュール的にはMC20フォルゴーレか

| マセラティはMC20のピュアエレクトリック版、フォルゴーレの生産を2025年から開始すると発表済み |

マセラティによると「MC20フォルゴーレは初のピュアエレクトリックスーパースポーツ」

さて、マセラティが4月15日に「雷から生まれた」ニューモデルを4月15日の中央ヨーロッパ夏時間 (CEST) 午後8時に発表すべくティーザー動画を公開。

現時点ではなんらこの新型車に関する情報はなく、しかし「雷」というところからして電動モデル「フォルゴーレ」かと思われます。

なお、このフォルゴーレはイタリア語で「雷電」を意味しており、グラントゥーリズモやグレカーレなど最新世代のマセラティ各モデルに設定される「ピュアエレクトリック」グレードを指していますが、現時点でまだ発表がなされていないのは「グランカブリオ」「MC20」のフォルゴーレ版。

おそらくはMC20「フォルゴーレ」?

よって、今回のティーザー画像が示唆するモデルは「グランカブリオ フォルゴーレ」「MC20 フォルゴーレ」だと思われるものの、これだけ大掛かりに前フリを行うとなれば「MC20フォルゴーレ」の可能性が大。

MC20そのものは2020年に発表されており、その際には電動版「フォルゴーレ」の実際の発売はなされておらず、2025年から生産が開始されることがアナウンスされています。

そう考えるならば、その1年前である現在にこの「MC20 フォルゴーレ」が発表されるというのは”ありえる”話であり、マセラティCEO、ダビデ・グラッソ氏が以前に語った「エレクトリック版MC20は、我々の知る限りでは、完全に電動化された初のスーパースポーツカーになる」という話が現実のものとなる日がやってくるのかもしれません。

なお、マセラティは「同じプラットフォームを使用して、ガソリンエンジン搭載モデルとピュアエレクトリックバージョンを提供する」という方針を持っており、これは同じステランティスに属するダッジやプジョーと同じ手法。

そしてダビデ・グラッソCEOは「MC20はもともと電動化されるために開発された」とも述べていて、「(ガソリンと電動版との)両方のバージョンに使用し、マセラティが提供できる最大のパフォーマンスとハンドリング、特徴的でユニークなハンドリングを可能にするプラットフォームを開発するというマセラティ独自のアプローチは、我々の戦略の特徴となっています」とも。

まだまだ現段階ではこの新型車がMC20「フォルゴーレ」だと決まったわけではありませんが、あと一週間もすればその謎が明らかになり、それまで楽しみに待ちたいと思います。

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参照:Maserati(X)

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