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パガーニ最新にして最強モデル「ウアイラR」が3台もサーキットを走る!シフトチェンジ、そして高回転時のサウンドは1990年代のF1マシンのようだ

2022/07/29

| ウアイラRをこれだけの速度で自在に操ることができれば、それはそれは楽しいだろう |

このサウンドを聞けば、パガーニがV12エンジンを捨てない理由もよくわかる

さて、パガーニはウアイラの最終バージョンそして究極のモデルとして「ウアイラR」を発売していますが、今回はモンツァにて複数台(3台?)のウアイラRが走る動画がYoutubeへと公開されることに。

このウアイラRに搭載される6リッターV12エンジンは、AMG創業者が運営するレーシングカーコンストラクター「HWA」との協業にて製造されたもので、「V12エンジン史上もっとも軽く(198kg)、もっともパワフル、もっとも効率的」だとアナウンスされています。※現在ではゴードン・マレーT.50のV12のほうが軽く、アストンマーティン・ヴァルキリーのV12のほうがパワフル

ウアイラRは根本的にウアイラとは異なるクルマ

このウアイラRの限定台数はわずか30台、価格は260万ユーロという高額さを誇るものの、公道走行はできず、つまり「サーキット走行専用」というクルマ。

パガーニはそのエキゾーストサウンドを「往年のF1マシン」になぞらえていますが、動画を確認すると文字通り1990年代のF1マシンそのもののサウンドだと言ってよく、シフトシェンジの際のサウンドの変化、低音から高音へと変化してゆくサウンドは「素晴らしい」のひとことです(イタリア人だったらその場でブラボー!と言って手をたたきそうだ)。

Pagani-Huayra-R (3)

もちろんこのウアイラRを購入するのは「腕に自信あり」といった人々だと思われ、相当なハイペースを難なくこなしており、このクルマをこれだけのペースでは知らせることができればこれ以上無いよろこびかもしれません。

ちなみにウアイラRのモノコックシャシーは専用設計のカーボン製、加えて専用のロールバーとサイドプロテクション(サイドシルが異常に高い)を持ち、フロントのサブフレームは衝撃吸収性を考慮したクロームモリブデン製。

これらによって、市販モデルのウアイラに比較してねじり剛性は16%、曲げ剛性は51%向上したといいますが、なにより驚かされるのは車体重量が1,050kgに収まっていることです。

Pagani-Huayra-R (2)

ただしこのウアイラRについては0−100キロ加速、そして最高速についてのアナウンスはなく、それは「ドラッグレース含む直線での加速や最高速を誇るクルマではなく、サーキットを走ってナンボのクルマだから」。

Pagani-Huayra-R (4)

動画を見るに、パドック内の装飾等から判断してパガーニが主催したイベントということになりそうですが、今後も同様のイベントが開催され、さらに多くのウアイラRが走行する姿を見ることができるのかもしれませんね。

パガーニ・ウアイラRがモンツァ・サーキットを走る動画はこちら

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参照:TheTFJJ

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