| ダイハツはやるときにはやる会社だ(ただしトンガリすぎることも) |
ダイハツが第46回東京モーターショーでの出展概要を公開。
今回のテーマは「つどい~みんなの暮らしをあたたかく~」となり、4台の新型コンセプトカー(いずれもワールドプレミア)を展示する、とのこと。
” 人々や日本の各地域が、クルマをきっかけに元気になっていく「あたたかな未来の暮らし」をブース全体で表現する ”としており、様々なイベントも計画しているようですね。
「WakuWaku」はスズキ・ハスラー、ジムニーへの対抗?
まず、今回のコンセプトカーの中でもっともアクティブな外観を持つ「WakuWaku(ワクワク)」。
「遊びの世界を広げる軽クロスオーバー」がテーマとなり、見たところ防水、そして傷がついても気にならないインテリアを持っています。
デザインはスクエアでボクシー、そしてフロントウインドウも平面。
ダイハツは現在「キャスト・アクティバ」「ウェイク」といったアクティブ系Kカーを持ちますが、いずれもスズキ・ハスラーには及ばない状態。
よってこれはハスラーへの対抗、そしてジムニーのライトユーザーも取り込みたい、というところなのかもしれません。
インテリアは機能的かつ先進的。
ダイハツはけっこう「思い切った」クルマを発売することがあり、もしかするとこれも販売に踏み切るかもしれないな、と考えたりします。
WaiWaiはVWバス風
そして「WaiWai(ワイワイ)」は3列6人乗りのミニバン。
ルーフはキャンバストップ、後部ドアはスライド式。
ダイハツいわく「モダンフレンドリーなデザイン」だとしており、レトロ一辺倒ではないのがいいですね。
雰囲気的にはフォルクスワーゲン・バス風ですが、軽自動車をVWバスバス風に改造する人も多く見られ、こちらも発売されれば人気が出そう。
IcoIcoはパブリックトランスポーター
IcoIco(イコイコ)は短距離用のパブリックトランスポーターで、長距離ではなく「ファースト/ラストワンマイル」での活用を目指す、としています。
細い道でも移動ができる車両サイズを採用することで、「バス停を降りてから」このIcoIcoに乗って家の前まで、という使い方を想定しているのでしょうね。
なお、このイコイコは自動運転を採用しており、車内には「お世話ロボット」のニポテが待機。
これに話しかけることで移動に関わる生活をアシストする、とのこと。
次世代軽トラ「TsumuTsumu」
このTsumuTsumu(ツムツム)は次世代軽トラックをイメージしているとのことですが、なかなかに未来的なデザイン。
「ブレードランナー」の劇中にて、路肩でゴミ収集をしているクルマみたいなイメージで、様々なシーンで活用できそうです。
パワートレインは不明ではあるものの、次世代というからには電動だと思われ、そしてエレクトリック化によって「小さな車体でも広いスペース」を確保することができそう(もしかすると、電動化で大きく変わるのは乗用車ではなく貨物車なのかも)。
なお、後ろの荷台は用途に応じて換装可能、とのこと。
VIA:DAIHATSU