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アキュラ(ホンダ)が8月15日に「Type Sコンセプト」を発表するようだ!タイプRとタイプSとはどう違う?

| ホンダはタイプRの成功を下敷きに、タイプSもサブブランド化 |

アキュラが何やら新しいコンセプトカーを発表する模様。
これは「Type Sコンセプト」と命名され、今回短い動画が公開されています。

なお、「Type S」は日本だと「Type R」のひとつ下の扱いで、インテグラ、S2000、プレリュード、NSX(初代)に設定。

新しいType Sはモンタレー・カーウィーク中に発表される予定ですが、現時点ではどういったクルマになるのかまったくのナゾ。

アキュラの既存モデルに設定される?

ちなみにホンダの「タイプR」「タイプS」の定義は明確ではなく、タイプRを展開し始めた初期だと(赤バッジなどファッション的要素ではなくメカニズム的要件として)「職人が組んだエンジン」といった基準があったようにも感じますが(公言はされていない)、現代のタイプRはそうではなく、チタンシフトノブもオプション扱いに。
ただ、「MT」のみはずっと「タイプRの共通項」ではありますね(4WDではない、ということも)。

なお、S2000に「タイプS」」が設定された際、その(タイプRを名乗れるほどの)資質の高さをして「なぜタイプRではないのか」という疑問が噴出したものの、その際のホンダの回答は「オープンモデルだから(タイプRではない)」というもので、オープンではサーキットを安全に走れない、というもの。
そう考えると、サーキットでのパフォーマンスもまた「タイプRの要件」なのかもしれません。※ホンダによるS2000タイプSの解説はこちら

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そこで「タイプS」ですが、これはタイプRのようにサーキットを標榜したものですはなく、あくまでもストリートを中心に「スポーティー」な走行が安全にできるというレベルなのかもしれず、これについてはタイプRとは異なってATや4WDも「アリ」なのかもしれません。

ぼくがここで思うのは、ホンダが「タイプS」をサブブランド化したいのであれば、もっとも手っ取り早いのは「NSX」にちょっとだけパフォーマンスを向上させた「タイプS」を設定し、それを「タイプSブランドのコア」に据えればいいんじゃないか、ということ。

そうすれば一気にタイプSブランドを(NSXのネームバリューを利用して)広めることができそうであり、NSX”タイプS”を(売れないとしても)広告に活用したほうが良さそうだ、と思うわけですね。

タイプRコンセプトはどんなクルマ?

今回公開された動画を見るに、タイプSコンセプトは二本出しのテールパイプを採用。
これはハイパフォーマンスモデルの証だということになりそうです。

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そしてこのシルエットから判断するに、シビック・タイプRのような、4ドアクーペ(5ドアハッチバック)。
リアウイングなどは装着されていないようですね。

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フロントは「やや吊り目」のアグレッシブな顔つき。
グリルには「Type S」のエンブレムが見えます。

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なお、メーターパネルセンターは「スピードメーター」。
つまりレブカウンターがセンターではないということですが、ここも「リアルスポーツ」ではなく「スポーティー」カーに留まるということを示しているのかもしれません。

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