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英国にて「内装ルイ・ヴィトン仕様」のホンダ・フィットが目撃される!どうやら日本から輸出された個体のようだ

2020/06/08

| たしかに2000年前後にはこういったカスタムが大流行だった |

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さて、イギリスの中古車販売店にて目撃されたという、内装がルイ・ヴィトン仕様のホンダ・フィット(売値は2,989ポンド=邦貨換算で40万円くらい)。

日本からイギリスへと輸出された個体だそうですが、イギリスは日本と同じ右ハンドル国なのでそのまま走ることができるということになりそうです。

たしかにこの内外装はイギリスっぽくはなく、いうなれば1990年代〜2000年代の日本風(もしくはアメリカ西海岸風)なところも感じられますね。

以前はこれが流行ってた

インテリアはパステルグリーンにルイ・ヴィトンのモノグラムが用いられていますが、このモノグラムはおそらくシルクスクリーンで再現されているようで、製法に由来する「滲み」もあるようです。

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ただしドアハンドルやエアコン吹き出し口、ドアインナーパネルなど、文字通り「あらゆる」部分に手が入っていて、相当にお金がかかっている個体であるのは間違いなさそう。

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シートも張り替えられ(もしくはカバーが取り付けられ)、イエローのパイピングも。

ドアロックピンは「ダイス(サイコロ)」に置き換えられていて、これもまた当時よく見られたカスタムですね(芳香剤をルームミラーからぶら下げるのも多かった)。

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リアシートも張り替え済み。

もちろんドアインナーパネルは「ルイ・ヴィトン」です。

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カーゴスペースまでもに手が入り、とにかく手の込んだ一台だと言えそう。

なお、(エアサスモジュールのようなものには)Find Richのロゴが見えるので、これは兵庫のショップ、Findさんの手掛けたものかもしれませんね(この手の混みようからするに、デモカーだったのかも)。

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このホンダ・フィットの外装はこうなっている

そしてこちらがこのフィットの外装ですが、インテリア同様にくまなく手が入り、限界までローダウンされてホイールはメッキ仕上げの17インチへ。

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ウインドウには薄いグリーンのフィルムが貼られており、これもまた当時の流行。

細かいところまで見てゆくと、相当な情熱によってカスタムされ、かつ高いまとまりを持つこともわかります。

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このフィットはもはや「18歳」だそうですが、当時はこういったルックスやカスタムが流行っていて、特にホンダ車やトヨタ車はよく改造されていたようにも思います。

西海岸のいわゆる「スポコン」ブームが日本にも飛び火したといった形ですが、とにかく「塗れるパーツはなんでも塗る(ときにはワイパーまでも)」、そしてスムージングやローダウン、メッキパーツの多用がその特徴。

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現在の日本ではすっかり見られなくなったカスタムでもあり、こういった路線はぼくの好みではないものの、一つの車の楽しみ方としては面白く(ただしコピーはいただけない)、しかし最近はほとんど見られなくなったのがちょっと残念でもあります。

VIA:MotorHub

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