
| 走行距離はわずか950マイル、内外装ともに新車コンディション |
さて、北米にて、走行わずか950マイルのホンダS2000が47,750ドルで取引される事例が発生。
日本円にすると約500万円ということになりますが、驚くべきは「この個体は、2016年に29,388ドルで取引されたもの」ということ。
つまり今回の売り主は、5年ほど前に320万円くらいでこのS2000を購入し、現在500万円で販売したということになりますね(5年で180万円の利益であれば悪くない)。
状態は「ほぼノーマル」
なお、このS2000は「ほぼノーマル」をキープしており、ノーマルでない部分といえばエアインテークとエキゾーストシステム(コンプテックス製に変更されている)。

ボディカラーはシルバーストーンメタリック、インテリアとトップはブラック。

もちろん外観は「どノーマル」で、新車並みのコンディションを持っているようです。

当然ながら売り主は「売却することを目的として」保管していたのだと思われ、保管には相当の注意を払っていたのでしょうね。

ちなみに取り外した純正エキゾーストシステムはちゃんと取ってあるそうで、そのほか書類等も付属する、とのこと。

インテリアの状態も上々
走行距離がわずか950マイルにとどまるためにインテリアの状態も新車同様のコンディション。

シートのサイドサポート(ボルスター)にもシワひとつないようです。

ステアリングホイールやパーキングブレーキレバーにもテカリが見えず、やはり非常に優れた状態。
トランスミッションはもちろん6速マニュアルです。

搭載されるエンジンは2リッター
この個体に搭載されるのはF20C、つまり2リッター。
よってマイナーチェンジ前のモデルということになり、「トルクが細くピーキー」ということで敬遠する向きもあるものの(そのためマイナーチェンジでは排気量がアップし、許容回転数が引き下げられた)、一部ではファンの多いモデルでもありますね(ぼくも前期型のS2000のほうが好きだ)。

この個体について、5年で60%ほど価格が上がったということになりますが、今後の5年は今まで以上に価格が上がることになるかもしれません。

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