これまたスゴいの出た！「ファッションスーパーカー」ミツオカ・オロチにリバティーウォークのワイドボディキットを装着したカスタムカーがオートサロンに降臨

｜　まさか希少なミツオカ・オロチをカスタムしようと考えるチューナーが登場しようとは　｜

だがしかし、ある意味ではどんなスーパーカーベースよりもインパクトがあるかもしれない

さて、LEDやHID等ライティング専門会社、スフィアライトが、東京オートサロン2022に「リバティウォークのワイドボディキットを装着した光岡オロチを出展する」とTwitterやインスタグラムなど自身のSNSにて発表。

オロチは2001年の東京モーターショーにてコンセプトカーとして公開された後に市販されていますが、20年を超えた今、「まさか」の姿に変貌を遂げての登場です。

画像を見るに、フロントにはスプリッターを追加、そしておそらくはワンオフと思われる前後ワイドフェンダー、それに対応するサイドステップが装着されています。

その姿は紛れもないリバティウォーク

そしてリアに目を移すと巨大なウイングが目に入り、テールパイプは1本から2本に。

もちろんタイヤ/ホイールも交換され、おそらくはエアサスを装着しているのか、車高が極端に落とされていますね。

ボディカラーはホワイト、そしてそこにレーシングカー風のカラーリングとナンバー、そしてスポンサーロゴが付与され、なんとも迫力のあるルックスに生まれ変わっています。

ミツオカ・オロチはこんなクルマ

オロチの発表は上述の通り2001年ですが、発売は2007年、そして2014年に生産が終了しています（「オロチ」の名称は「ヤマタノオロチ」に由来）。

現在「バディ」「ロックスター」など話題のクルマを手掛ける光岡自動車の製品であり、しかしそれらと決定的に異なるのは「他の自動車メーカーから購入した車体をベースにするのではなく、オロチでは自前のシャシーを使用していること」。

発売までに6年を要したのは、もともとはコンセプトカーとしての出展にとどまる予定であったものの、その反響があまりに大きかったため「そこから市販を考えた」からで、つまり設計に時間を要したのだと報じられています。

そして開発にかかってからも紆余曲折があり、当初はホンダNSX用のエンジンを搭載する予定だったといい、しかし実際には入手が難しく、結果的にレクサスRX330等に積まれる3MZ-FE 3.3L（V6/231馬力）を積んで5速ATを介し、後輪を駆動することに。

この「ATのみ」という設定には当時難色を示す向きもあり、しかしミツオカとしては「オロチはスーパーカー”ルック”なクルマ（ミツオカはファッションスーパーカーだと呼んでいる）」だと割り切っていて、スーパーカー的な外観を持つクルマをイージーに楽しみたいという人向けに作ったのだとコメントしています。

当時はもちろんデュアルクラッチは一般的ではなく、よってスポーツカー＝マニュアル・トランスミッションが当然の流れであり、しかしミツオカは、運転に気を使う車であればそのクルマを心から楽しむことは難しいだろうと考えたのかもしれず、そういった「ニッチ」なコンセプトは、表現手法が異なれど、「ロックスター」「バディ」にも通じるところがありそうですね。

スフィアライトのツイッター投稿はこちら

🔥🔥全貌公開🔥🔥
2022 TOKYO AUTO SALON
SPHERE LIGHT 2022年Ver 光岡オロチ
LBWK☆Works ✖︎ SPHERE LIGHT

沢山の皆様へご来場頂きたく勿体ぶらず大公開します😤🔥✨2022年のオロチは…LB Racing仕様🏁漆黒オロチからは考えられない変貌を遂げています！2022年オートサロンはオロチだけじゃない⁈ pic.twitter.com/adqJzBvb6q

— SPHERELIGHT/スフィアライト(公式) (@spherelight) January 11, 2022

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参照：Spherelight（Twitter）