| 思ったよりも特別感の強い限定車だった |
さて、マツダ・ロードスターの100周年記念車を見に「マツダ・ブランドスペース」へ。
この100周年記念車はマツダが1960年に発売した「R360クーペ」をモチーフにしたもので、ボディカラーが当時のR360クーペのイメージカラー風となっているのが最大の特徴。
マツダ全車(MAZDA2、MAZDA3、CX-3、CX-30、CX-5、CX-8、ロードスター/ロードスターRF)に採用され、台数に限りはないものの、受注期間が2021年3月末までに限定されています。
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なお、こういった状況なのでショールームへの入場は最大3組に限定されることになり、入場時には検温や連絡先の記入、消毒など徹底した対策が取られ、さらに車両に対しては「お触りNG」。
よってドア開閉などもスタッフにお願いする必要があって、車内への乗り込みも不可となっています。
100周年記念車のエクステリアはこうなっている
まず、こちらは100周年記念車に与えられる特別装備の一覧。
・フロアマット(創立100周年記念バッジ付き) ・ヘッドレスト(創立100周年スペシャルロゴ刻印) ・フロアカーペット(バーガンディ) ・キーフォブ(創立100周年スペシャルロゴ刻印&100周年専用化粧箱入り) ・センターホイールキャップ(創立100周年スペシャルロゴ付) ・創立100周年記念バッジ(フロントフェンダー部) ・エクステリアカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ ・ソフトトップカラー(ロードスターのみ):ダークチェリー |
100周年記念ロードスターの価格はグレードにより3,394,600円~3,279,100円。
フロントバンパーには100周年記念ロゴ入りプレート。
今更ながらですが、けっこういい取り付け位置(車体デザインを崩さない)ですね。
ボディカラーは専用色のスノーフレークパールホワイトマイカで、けっこうな特別感があります。
ホイールはガンメタの高輝度塗装、そしてセンターキャップには100周年記念ロゴ入り。
リアフェンダーにも100周記念ロゴプレート。
このボディカラーならではの光の反射を持つのか、今まで認識していなかった、リアフェンダーからドアにかけてのプレスラインに初めて気づかされることに。
ルーフはバーガンディ。
全体的にカラーバランスが良く、上品で、かつスポーティー、シックでありながらも新しさも感じる仕様。
100周年記念車のインテリアはこうなっている
そしてこちらはマツダ・ロードスター100周年記念車のインテリア。
カラーは専用の「バーガンディ」ですが、これはもちろんマツダR360クーペをイメージしたもの。
ステッチはシルバーのようなホワイト。
トップはバーガンディ。
カーペットもバーガンディ。
ヘッドレストには100周年記念ロゴのエンボス入り。
シートの中央部分はパンチング(パーフォレイト)仕様。
部分的にクロスステッチが採用されています。
マットにも100周年記念ロゴプレート。
マツダR360クーペはこんなクルマ
こちらがインスパイア元となるR360クーペ。
マツダによると、下記の通りに解説されています。
マツダ初の乗用車で、先進的なデザインと独自の技術を織り込んだ、マツダの“クルマづくりの原点”となるクルマです。
MAZDA
発売当時(1960年)、軽乗用車では前例のない4サイクルエンジンやオートマチック・トランスミッションを搭載。また個性的でスタイリッシュなクーペのフォルムも車体の軽量化にも大きく貢献しました。さらに徹底的な軽量化を施すためパワートレインには軽合金材料を多用し、ボディはモノコック構造を採用。それまでの軽乗用車の常識を覆すような性能をお求めしやすい価格で実現したR360クーペは、日本のモータリゼーションの進展を加速させるクルマとなりました。
R360クーペの全長は2,980ミリ、全幅1,290ミリ、全高1,290ミリ。
エンジン(356cc)はリアに搭載され、16馬力を発生。
車体重量はわずか380キロ。
マツダ・ロードスター100周年記念車、R360クーペの画像はFacebookのアルバムにも保存中(228枚)。