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75歳の老人がGT-Rを駆って時速351km/hを記録!「歳を取ったら、もうちょっとゆっくり走らないといけないだろうね。ただ、それはいつになるかわからないけど」

2022/09/07

75歳の老人がGT-Rを駆って時速351km/hを記録!「歳を取ったら、もうちょっとゆっくり走らないといけないだろうね。ただ、それはいつになるかわからない」

| 歳を取ったからスピードが落ちるのではなく、スピードを緩めた瞬間、ボクらは歳を取る |

この老人はひとつ「死ぬまでにやりたいこと」を達成した

さて、ぼくが大好きな「子供の頃から一切変わらぬ情熱を持ち続ける老人」の物語。

なぜぼくがそういった話に惹かれるのかはわかりませんが、それはたぶん、ぼく自身が子どもの頃から全く変わっていないからだと思います。

食べ物や飲み物についても子供の頃からまったく好みが変わらず(ハンバーグやオムライス、カレー、そしてコーラがあればじゅうぶんだ)、お酒や刺し身の味も理解できず、しかし大人になるにつれ同世代の人々がお酒を飲むようになったりタバコを吸うようになったりキャバクラに通うようになったりして、しかしぼくだけがずっと同じところにとどまっているわけですね。

そしておそらく、頭の中も子供の頃から変わっていないようで、そのためぼくは自分の子供を持つということをまったく理解できず、他人の子供にもどう接していいのかまったくわからず(大人として子供に接することができない)、そのためぼくはいつも居心地の悪い時間を(大人になってからは)過ごしています。

ただ、今回紹介するような「完全に子供のままの」老人たちを見ると「ああ、自分と似たような人もいたんだな」という一種の安堵をおぼえ、だからこそ、ぼくはこういった老人たちの話が好きなのかもしれません。

「若い頃、ポルシェ911を見てスピードに魅入られた」

今回の物語の主人公、バリーさんは「若い頃、猛スピードで走るポルシェ911を見て以来、ずっと速いクルマが好きだった」と語ります。

現在移動手段として使用しているのは年季の入ったホンダ・シビックで、これまでのクルマ遍歴は動画では紹介されていません。

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そして自宅に戻り、杖をついて「よっこらしょ」と出てきます。

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バリーさんは現在75歳、そして今も50年以上前に猛スピードで走るポルシェ911を見て感銘を受けた時のままの青年の心を持っています。

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本棚に置いてあるのはGT-Rのキー。

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そのGT-Rのキーを手に取り・・・。

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ガレージから登場したのはシルバーのR35 GT-R!

年齢に似合わぬおちゃめなトロリーバッグを持っていますが、それはこれから「ちょっとした旅に出る」ため。

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バリーさんはバケットリスト(死ぬまでにやりたいこと)を実現するため、このGT-Rとともに旅に出るのです。

※バケットリストは、映画「最高の人生の見つけ方」で一般に知られるようになった

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自宅を出発、一路空港へ

そしてバリーさんは自宅を後にし・・・。

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ひたすら空港へ。

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途中でGT-Rの様子を伺ったりしますが、その表情はまるで我が子を見るかのようですね。

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外観はほぼノーマルではあるものの、ボンネットの中に収まるのはフルチューンされたエンジン。

クランクシャフト、インテーク、冷却系、燃料供給システム、そしてターボチャージャーがアップグレードされ、その推定出力はなんと1,200馬力。

その出力を受け止めるべくトランスミッションにも徹底的に手が入っているといいます。

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ナンバーは「GTRRRRR GP」!

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いくつもの街を抜け・・・。

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幾多の給油を繰り返し・・・。

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そして到着したのは南アフリカのアッピントン空港。

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全長5キロの長い滑走路を持ち、バリーさんはここでバケットリストのひとつ、「GT-Rで最高速チャレンジ」を行うわけですね。

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そしてメーターバイザーの上にGT-Rのミニカーを乗せいざスタート!

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果たしてバリーさんはここでなんと時速351km/h(メーター読みではなくテレメトリー)という速度を記録していますが、この速度を出したすぐ後に「次はブガッティでここを走りたくなったな」とバケットリストにさらなる項目を追加しています。

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さらにバリーさんは「年を取ったら、少しゆっくり走らないといけないだろうね。ただ、それがいつになるかはわからないけど」とも語っており、50年以上前に見たポルシェ911よりも速く走った今でさえ、まだまだスピードを緩める気は無いようです。

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75歳の老人が日産R35 GT-Rで時速351km/hを達成する動画はこちら

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参照:Stefan Kotze Media

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