そんな殺生な・・・。スバルBRZが知らないうちに上空からヘリで監視され、「10km/h以下の速度違反1回、10km/h以上1回」など違反を積み上げられて罰金87万円

｜　さすがに警告なしでここまで仔細に監視されると「ちょっと」と思う　｜

たしかにスピード違反を行なう側に非があるのも事実だが

さて、オーストラリアのニューサウスウェールズ州警察が「スピード違反常習者の乗るスバルBRZを特定し、ドライバーを捕まえた」と発表。

なお、この検挙に役立ったのはパトカーではなくヘリコプターで、ドライバーの知らないうちに上空から監視し、車輌を特定したようですね。

ちなみにスバルのドライバーは「飛ばす」人が多いらしく、とくにWRX STIは米国だと「もっともスピード違反を犯すことが多いクルマ」だとされています。

ただし超加速度はそんなに大きくない

なお、このスバルBRZのドライバーが犯した速度違反というと、「11分間に制限速度を10km/h以下で1回、10km/h以上で1回、20km/h以上で6回、30km/h以上で2回、45km/h以上で2回違反」だとされ、よく10km/h前後の速度違反を計測できたなと感心しますが、世界中では「100キロ以上」のスピード超過も多数報告されており、その中でこの数字はけっこう低いんじゃないか、とも。

ただし地元警察が自慢げにこの捕物劇を公開するほどなので、彼の地では速度超過自体が相当に珍しいのかもしれません。

しかしその罰金は安くはなかった

なお、今回のドライバーに課されたのは10,252オーストラリアドル（日本円で約87万円）、そして50点の減点。

50点というのが現地でどの程度を示すのかはわかりませんが、罰金の額は小さくはなく、つまりはスピード違反が「相当に重い罪」ということもわかりますね（すべての違反を累積しての金額なのかもしれない）。

そしてこのドライバーは「公衆にとって危険な速度や方法で運転した」という罪で起訴され、裁判所に出頭する必要がある、とのこと。

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参照：Traffic and Highway Patrol Command - NSW Police Force