| コルベットはどれだけでもスピードが出るようだ |
ロックダウン中の世界各都市においてスピード違反急増中なのは既報のとおりですが、今回はなんと米国ワシントン州にて、時速309km/h(192mph)を出した31歳の男が逮捕されるという案件。※史上三番目くらいのスピード違反だと思う
気になるクルマは2008年モデルのコルベット(C6)で、朝の7時45分に国道2号線(制限速度は96km/h)を300km/hオーバーで走っているところを警察に記録され、脇道にそれたところを逮捕されたと報じられています。
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アメリカにてダッジ・チャレンジャーが時速290km/hを記録し逮捕!ドライバー「正直スマンかった」
| 新型コロナでロックダウンされた都市での速度違反が急増中 | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/29210763288/in/album-721 ...
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やっぱり飲酒運転だった
そして警察がそのドライバーを逮捕したところ、ドライバーが口にしたのは「朝食を買いに行くところだった」。
しかも猛スピードで走行していたことを自覚していなかったといい、一歩間違えば大惨事になっていた可能性も。
ちなみにC6世代の「どの」コルベットであったのかは不明ですが、ベースグレードだと436馬力を発生し、メーカー公称値だと300km/hを超えるのは不可。
よって、このベースグレードをチューンして乗っていたか、もしくはZ06(511馬力)、ZR1(648馬力)だったということになりそうですが(Z06、ZR1はいずれも公称値にて最高速度300km/hを超える)、C6世代といえども飲酒運転下にて300km/h以上で走れるということを考えるに、「ゆめゆめコルベットを侮ってはならぬ」ということですね。
参考までに、ぼくの知り合いでもポルシェ911からコルベットに乗り換えた人がいて、「コルベットめちゃくちゃ速え。どんだけでもスピード出るわ(どこで出しているんだろうな・・・)」と驚いていたくらいなので、コルベットは本当に速いのだと思います。
速度違反は今も増加中
アメリカでは現在も一部でロックダウンが続いていますが、カリフォルニア州では前年同時期に比較すると速度違反が大幅に増えており、かつ「160km/h以上」という超高速域で逮捕されるといった数が昨年の1,335件から一気に2,493件へとほぼ倍増。
ちろんそれに伴う事故も増えていると思われます。
ロックダウンにてストレスが溜まっていることも理解でき、そしてロックダウンによって「ガラ空きになった」道路に出るとついついアクセルを踏んでしまうことも理解できますが(ぼくもそういった気持にはなる)、そこはぐっと我慢して平常心を保つ必要がありそうです。
At 7:45 this morning, Trooper Willard was monitoring traffic speed on US2 near SR9 when he observed a Corvette traveling 192MPH! The 31 year old Corvette driver exited to SR9 and was caught near 96th Dr Se. He was arrested for Reckless & DUI! #drivesober #yourWSP
— Trooper H. Axtman (@wspd7pio) 2020年5月4日
なお、日本でも「ルーレット族」の活動が活発化していると報じられていて、世界ではどこも同じような状況なのかもしれませんね。
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「この人たちは空けば来る」。ルーレット族が自粛環境下で増加、辰巳Pは改造車とスーパーカーだらけに・・・。
| 結局のところ自粛は心の健康を蝕んでゆく | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49831644506/in/dateposted-public ...
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