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全部装着すれば139万円!TRDがレクサスRC向けにカスタム/チューニングパーツを発表

2018/11/12

| GRじゃない?レクサスRC向けにTRDよりカスタム/チューニングパーツが発売 |

マイナーチェンジを受けたレクサスRC向けに、TRDよりエアロパーツが発売。
正直なところ現在はTRDとGRとの違いが曖昧で、トヨタとしてはGazoo Racing(GR)を推しているものの、以前TRDの存在感が強いのも事実です。

トヨタの企業サイトによると、「モータースポーツ活動を「もっといいクルマづくり」の根幹に据え、「TOYOTA GAZOO Racing」の傘のもと推進していきます」とのことで、GRブランドがモータースポーツの核となるのは間違いなさそう。

一方でTRD(Toyota Racing Depelopment)はかつてトヨタの子会社としてモータースポーツ参戦用車両を開発していたものの、2018年4月にモデリスタ、ジェータックスと合併して「株式会社トヨタカスタマイジング&デペロップメント」として再出発することになり、TRDはその中の「一ブランド」ということに。

トヨタはGRとTRDとをどう棲み分けさせる?

現在トヨタは「トヨタブランド」からのオプションの他、「モデリスタ」「TRD」からもエアロパーツなどのオプションパーツを発売していて、それは最近発売された「クラウン」「カローラスポーツ」にしても同様(カローラスポーツだとこういった感じ)。

つまり現在では「TRD」は新会社の名称のとおり、カスタマイズパーツブランドになってしまった感がありますね。

そしてGRはというと、モータースポーツ活動のほかコンプリートカー製作や特別仕様モデルの製作、はたまたパーツを発売するとしていますが、今のところGRからのカスタム/チューニングパーツの販売は無いようで(86のレース用車両”86 Racing”向けのパーツ販売はある)、まだまだ活動内容がはっきりとは見えてこないところ。

レクサスとGRとの連携は「無い」?

そして今回レクサスRC向けに発売されたパーツも「GR」ではなく「TRD」ですが、レクサスとGRとの乗り入れは今のところなく、トヨタは未だに「ハイパフォーマンスブランド」として「GR」「TRD」の2つを保有していて、その使い分けに苦慮しているとも考えられますね。

ここでざっと今回発売されたレクサスRC向けのTRDパーツを見てみましょう。
まずはフロントスポイラー。
装着すると最低地上高が41ミリもダウンします。
価格は塗装済みで100,000円。

フロントベゼルと一体化した「フロントカナード」。

整流効果があり、直進安定性を向上させる「サイドスカート(65,000円)」。
装着されているホイールは鍛造の19インチ(カラーはオークグレーメタリック、ホイール4本で562,000円)。
重量はフロントで1本11.7キロ、リヤで11.9キロ。

「エアロダイナミクスミラーカバー(56,000円)」。
見た感じBMW M3/M5のような形状ですが、レクサスは「UX」にて、BMW Z4やX2/X4に見られるデザイン「3Dテールランプ」「中央が凹んだルーフスポイラー」を採用しており、部分的にはBMWを強く意識しているであろうことがわかります。
ちかみにこのミラーカバーは、レクサスによると「明確な運動性能の向上がある」とのこと。

補強パーツ、「メンバーブレース(100,000円)」。
スチール製で、これはかなり「効きそう」ですね。
レクサスによると「サスペンションの動作が効率的になり、しなやかな乗り心地、安定したロードホールディングを実現」。
補強パーツとしては、ほかに「パフォーマンスダンパー(100,000円)」もリリースしています。

CFRP(つまりカーボン)製の「リヤスポイラー」。
リヤディフューザーとの同時装着によって高い効果を発揮する、とのこと。
クリア仕上げで価格は125,000円。

こちらがその「リヤディフューザー」そして「スポーツマフラー」。
マフラーについては特に性能向上が謳われず、「音色」「外観」の変化についてのみレクサスは言及しています。
双方セットで価格は280,000円(ディフューザー塗装済みの場合)。

TRDパーツはレクサスの他モデルにも用意されている

なお、レクサス向けTRDパーツはRC以外にも設定。
こちらは「LS」向けTRDカスタムパーツ

レクサスES向け

こちらはレクサスLC向けTRDパーツ

VIA:LEXUS

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