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レクサスが「LX600」の商標登録。時代に反して6リッターV8?それとも600馬力級のハイブリッド?

| できれば高出力な6リッターV8を開発し、LC500に積んで欲しい |

レクサスがアメリカの特許庁にあたる機関に「LX600」を登録。
これによって「レクサスが新エンジンを投入するのでは」という話が持ち上がっています。

なお、現在レクサスLXのラインアップは5.7リッターV8(383HP)エンジンを搭載するLX570のみ。
そしてLX600が登場するとなるとLX570よりも高いパフォーマンスを誇るのは間違いなさそう。

ちなみにレクサスの車名については、基本的に排気量を表していて、「200」であれば2リッター、「350」であれば3.5リッター、「500」であれば5リッター、「570」であれば5.7リッター。

ただしハイブリッドについてはこの限りではなく、たとえばレクサス「LC500h」のエンジンは3.5リッター。
ただし、この3.5リッターV6エンジン(299PS)とエレクトリックモーター(180PS)合計にて479PSを発生し、これは5リッターV8エンジンを搭載するLC500の477PSと同等。
よって、「5リッター換算の出力を発生する」ということで”500”の名称が与えられています。

参考までに、アウディは新しく「35」「45」といったグレード命名法則を採用していて、これは出力による序列を示したもの(出力そのものを表すわけではない)。
メルセデスAMGだと車名に「43」「53」「63」といった数字が与えられ、やはり出力の序列を表しています。

LX600は「6リッターV8」?

そこで気になるのがLX600のエンジンですが、現行5.7リッターエンジンを改良して「6リッター」化する可能性も。
ただ、このご時世で排気量拡大は世間的に許されるものではなく、実際にアウディはすでに大排気量マルチシリンダーエンジンの開発を停止し、メルセデス・ベンツもついにガソリンエンジンの開発を終了させています。

さらに中国では4リッター以上の排気量に高い税金を課しており、そういった「周囲の環境」を考慮すれば、このLX600は「6リッターエンジン相当の出力を発生するハイブリッド」なのかもしれません。

ただ、レクサスは「6リッターエンジンの出力相当=600馬力くらい」を発生するハイブリッドを持たず、もっとも出力の高いハイブリッド用エンジン(LC500hの3.5リッター/299PS)、そしてやはりもっとも高い出力を持つエレクトリックモーター(LC500hの180PS)を組み合わせてもこれに届かず、そしてこれらのエンジンやエレクトリックモーターを「ちょっとやそっと」パワーアップしたところで600PSには届かず。
そのほかレクサスは68PS、167PSといったモーターも持つものの、構造的に「モーターを追加する」というもの考えにくく、そもそもLX570がハイブリッドに対応できるのかどうかという問題もあり、冷静に考えると「LX600=ハイブリッド説」もなさそうでもありますね。

そう考えると「時代に反するものの」やはり6リッターエンジンを積む可能性のほうが高いと考えられるのかもしれませんが、レクサスは「LC500のハードコア版を計画している」というウワサもあり、もし6リッターV8を開発するのであれば、いっそのことこのエンジンをLC500のハードコア版(LC600?)に積めば、大排気量を好む層に受けそうではありますね。

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