日本に生まれて良かったな・・・。平均年収150万円の南アフリカでは新型ランクル300の価格は960万円から、そしてランクル76/79、FJクルーザーも現役で販売されている

｜　「ランクル79」は約485万円、ランクル76は約560万円、FJクルーザーは約550万円　｜

年収の6.4倍はさすがにキツい

さて、現在世界中で異常な人気を誇っている新型トヨタ・ランドクルーザー。

今回南アフリカにおいても発売がなされていますが、グレードは5つ、そして価格はなんとエントリーモデルのGX-R 3.3Dで1,283,200ランド（日本円で約960万円くらい）から。

このモデルには3.3リッターディーゼルが搭載されていますが、このV6ターボディーゼルはZX 3.3D、GR-S 3.3Dにも搭載され、それぞれ価格は1330万円と1370万円に設定されています。

日本でのランクル300の価格に比べると異常に高い設定ですが、これはおそらく関税によるものかもしれませんね（ネット上には、南アフリカの完成乗用車の関税は20％だという記載が見られる）。

ただ、関税が20％だとしてもこの価格設定はかなり高く、平均年収が150万円だとされる南アフリカにおいては相当に高い価格だとも考えられます（日本だと3000万円くらいのクルマ、という感覚）。

先代に比較すると75万円のアップ

なお、先代のランクル200（ベースモデル）の現地価格は885万円程度だったので、これは75万円の上昇ということになりますが、いずれにせよ相当に高いクルマということになりますね。

参考までに、南アフリカ現地のランドクルーザー300だと、どのグレードを選んでもLEDヘッドライト（DRL内蔵）、キーレスエントリー、パークディスタンスコントロール、3ゾーンクライメートコントロール（エアコン）、ビルトインナビゲーション、クロールモードなどが装備。

「ZX」と「GR-S」には、3列目パワーフォールディングシート、ステアリングヒーター、ウッドアクセント、JBL14スピーカーサウンドシステム（12.3インチスクリーン、後席用DVD再生機能付）、マルチテレインモニター（パノラミックビュー付）、前席・2列目ベンチレーションシートなどが追加されています。

最上級グレードのZXには、GR-Sでは採用されないWiFi対応のリアシートエンターテインメントが搭載され、トヨタ渾身のE-KDSS（キネティック・ダイナミック・サスペンション・システム）の最新バージョンを搭載しています。※このシステムは、必要に応じ、スタビライザーバーを電子的にアンロックすることができる

カラーバリエーションは、グレイシャーホワイト、パールホワイトメタリック、サテンシルバーメタリック、グラファイトグレーメタリック、レイブンブラック、アティチュードブラック、ルビーメタリック、アバンギャルドブロンズ、ムーンライトオーシャン、クラシックホワイトの10色から選択可能、だとされています。

南アフリカではFJクルーザー、ランクル76/79も販売中

なお、南アフリカではランクルは「実用車」として捉えられており、生活に必要な人々のために旧世代のランクルも販売中。

最も安価なランクルだと「ランクル79」の642,900ランド（約485万円）、次いで「ランクル76」の744,900ランド（約560万円）。

そしてFJクルーザーも現役で734,000ランド（約550万円）にて販売されています。

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