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そのスタイルはFJ60風!中東にて昔っぽいランクルを再現した「ランドクルーザー・ヘリテージエディション」販売開始

2020/04/20

| 中東ではまだ70系、FJクルーザーも現役で販売されている |

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先日、「中東では70系ランドクルーザー、FJクルーザーが現役で販売されている」ということをお伝えしましたが、今回はランドクルーザー200に「ヘリテージ・エディション」が登場したというニュース。

画像を見ると、ボディサイドにFJ60風のストライプが入り、そしてインテリアはモケット地となり、文字どおり「ヘリテージ」を感じさせる仕上がりに。

なお、北米向けにも200系ランドクルーザー「ヘリテージ・エディション(下の画像)」が存在しますが、こちらのボディカラーはブラックとホワイト、そしてホイールはチタンカラーへ変更されるなど、むしろ「現代的」。

唯一レトロさを感じるのは「専用のバッジ」のみとなっています。

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トヨタがランドクルーザーに1200台の限定モデル「ヘリテージ・エディション」設定。ダーク仕上げの外装にレトロ調エンブレム

中東限定、ランドクルーザー・ヘリテージ・エディションはこんなクルマ

そして中東向けのヘリテージ・エディションについてもボディカラーが「ホワイトとブラック」であるのは変わらず、しかしこのサイドのストライプが大きな特徴。

いずれもFJ60世代のランドクルーザーをイメージしたものだと思われますが、ブラックの方に入るのはこんなストライプ。

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おそらくは当時(これは1986年のFJ62)のストライプをアレンジしたものだと思われます。

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そしてこちらはホワイト版。

別デザインのストライプが入っていますね。

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こちらもやはりFJ60に採用されていたストライプをイメージしたものだと考えて良さそう。

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中東版ランドクルーザー・ヘリテージ・エディションのインテリアは「懐かしの」モケット張り

そしてこちらはランドクルーザー・ヘリテージ・エディションのインテリア。

明るいアイボリーが印象的です。

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ヘッドレストには「HERITAGE EDITION」の刺繍入り。

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中東ではランドクルーザーの使われ方が他地域とは異なる

なお、ランドクルーザー60は1980年に登場していますが、急速に近代化が図られた世代であり、使役車としての性格から乗用車としての色合いを強め始めた世代。

今回の特別仕様車につき、なぜこのランドクルーザー60がモチーフとして取り上げられたのかは謎ですが、ちょうど中東にてモータリゼーションが進みつつあった時期に、タイミングよく登場したランドクルーザー60が広く受け入れられたといった経緯があるのかもしれませんね(そのため、中東ではランクル=60系といったイメージがあるのかも)。

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そしてこのランドクルーザー・ヘリテージエディションには「エアコンプレッサー」が装備されるそうですが、これは「砂漠と都市を行き来する」という中東ならではの事情を反映したものだと思われます。

中東の人々は砂漠でランクルを走らせて楽しむことが多く、砂漠を走る際にはグリップ確保のためにタイヤの空気圧を下げるわけですね。

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ドバイにて、砂漠をランクルでぶっ飛ばしてきた。愛すべき車バカ多数だった件

そしてまた都市部に戻る際にはエアをチャージする必要がありますが、そのための装備がこのコンプレッサー。

なお、このランドクルーザー・ヘリテージ・エディションに用意されるエンジンは4リッターV6(マニュアル・トランスミッションのみ)、もしくは4.6リッターV8(ATのみ)。

価格はV6モデルでは169,900ディルハム(495万円くらい)、V8モデルだと224,900ディルハム(660万円くらい)に設定されています。

VIA:Jalopnik

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