
Image:Lamborghini
| ランボルギーニとドゥカティとのコラボモデルは「代を重ねるごとに」その特別さを増している |
単に「カラーリングがランボルギーニっぽく」なっただけではなく、軽量化に加えホイールデザインの変更など、「ランボルギーニの技術とデザイン」が注入
さて、ランボルギーニが予告した通りにドゥカティとのコラボモデルとしての「パニガーレV4 ランボルギーニ」を発表。
これはミラノ・デザインウィークにて世界初公開がなされたもので、ここ最近はこういったプレミアムモデルが「デザイン関連のイベント」で発表されることも少なくはなく、「スーパーカーブランドがハイ(ファッション)ブランド化している」ということがよく分かる事例なのかもしれません。
なお、デザインイベントでニューモデルを発表するという傾向はとくにフォルクスワーゲングループにおいて顕著であり、同グループ傘下にあるポルシェやベントレーも同様の動きを見せていて、これは「流行やファッションに敏感な人」「今までとは異なるターゲット」にアピールしたいということなのだと思われます。
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ドゥカティ✕ランボルギーニ パニガーレ V4 ランボルギーニはこんなバイク
この「ドゥカティ✕ランボルギーニ パニガーレ V4 ランボルギーニ」は、「ストリートファイター V4 ランボルギーニ」「ディアベル 1260 ランボルギーニ」に次ぐコラボレーション第三弾で、これらが実現したのはイタリアの“モーター・バレー”に根ざす両ブランドが、テクノロジー、スポーティネス、そしてエクスクルーシブなデザインという共通の価値観を持っているから(現在、ドゥカティはランボルギーニの傘下にある)。
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今回ベースとなったのはドゥカティのスーパーバイク最新モデル「パニガーレ V4 S」で、「ドゥカティ✕ランボルギーニ パニガーレ V4 ランボルギーニ」以下の特徴を持っています。
- 限定630台の特別仕様モデル
- カーボンファイバー素材を多用したボディと専用カラー(Verde Scandal、Grigio Telestoなど)
- レヴエルトと同デザインの鍛造アルミホイール、再設計されたウイングとテールピース
- チタン製アクラポビッチサイレンサー + 専用エンジンマッピングで最大218.5馬力を実現
- 乾燥重量185kg(V4 Sより約2kg軽量) → パワーウェイトレシオ:1.18 HP/kg
さらには乾式クラッチや削り出しアルミ製のフットレスト / レバー / ・バーエンド、トリプルクランプ、専用イグニッションキー、専用アニメーション付きメーターの採用など細部まで徹底したこだわりが込められていますが、それぞれの個体には(正式なコラボレーションによる限定モデルであることを示す)認定証、専用バイクカバー、特製ウッドケース、専用リアスタンドが付属し、「所有する喜びもひとしお」な仕様が与えられています。
Image:Lamborghini
さらに特別なパニガーレ V4 ランボルギーニ Speciale Clienti(スペチアーレ・クリエンティ)も
このパニガーレV4 ランボルギーニには、さらに特別な「Speciale Clienti」バージョンが存在し、これはランボルギーニの限定オーナー63名だけを対象とし、自身が所有するレヴエルトのカラーリングをパニガーレ V4に反映させることができるというもので、以下の特徴がアナウンスされています。
- 専用トリプルクランプ刻印
- カラーリングとマッチしたリアスタンド
- 世界で一つの“パーソナル・スーパーバイク”を実現
また、パニガーレ V4ランボルギーニのオーナーには、車体と同じデザインのヘルメット、ジャケット、レーシングスーツも限定にて提供され、スペチアーレ・クリエンティ バージョンでは、バイクに合わせた完全カスタムスーツも選択可能できる、とのこと。
ドゥカティ✕ランボルギーニ パニガーレ V4 ランボルギーニを紹介する公式動画はこちら
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