| 劇中の仕様とはちょっと違う? |
「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(トーキョー・ドリフト)」に登場した日産フェアレディZが販売中。
その価格は約1500万円となっており、過去に何度か転売されながらも値を上げていることになりますね。
なお、これまでもワイルド・スピード登場の車両としてはハンののるマツダRX-7やその他スープラ、フォルクスワーゲンなども販売されていたものの、今回の1500万円は「破格」の設定だと言えます。
コレクターがユニバーサル・ピクチャーズから直接譲り受けたもの
年式や走行距離(22,530キロ)を考えても異常に高いとしか言いようのない価格ですが、ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTにおいて複数台撮影に使用されたフェアレディZのうち、この個体は「無事に生き残った」2台中の一台だとされています。
内装にはクラッシュに備えてか頑強なロールケージが組まれ、過酷な仕様環境を物語るかのようにステアリングホイールもボロボロに。
さらにはドリフトシーンのためにツインターボエンジンなど「パフォーマンス面でのアップグレードが施された」唯一のフェアレディZだとされるので、シリーズの人気化とともにその価値が上がるのは当然のことなのかもしれません。
なお劇中では一部「マット」ペイントが施されていたものの、画像を見ると「光沢のある」ペイントに変更されており、どこかの段階で一旦再塗装(もしくはクリアのみを上から吹いている)しているのでしょうね。
ワイルド・スピードシリーズは年々利益を伸ばしているという、ユニバーサル・ピクチャーにとっての「ドル箱」ですが、この「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」までは「クルマでのレースが全てを解決する」というストーリーであり、どんなトラブルであってもレースに負ければ文句は言えないという潔さがあって、そこがまた良かったとは思います。
その後例によって(ジャンプのバトルマンガみたいに)アクションの規模がインフレし、現在のような007級のアクション映画へと変貌を遂げることに。
↓NOS(ナイトラス・オキサイド・システム)も装着
合わせて読みたいワイルド・スピード関連投稿
-
ワイルド・スピード MEGA MAXの撮影に使用され、「12台のうち3台のみが生き残ったコルベット・グランスポーツ」が競売へ!なおジャンプシーンに使用された2台のうちの1台
| この機会を逃すと、もう「ジャンプに使用された」コルベットを手に入れることはできないかもしれない | 別の「ジャンプカー」はすでに今年の春に販売済み さて、今年の春に続き、映画「ワイルド・スピード ...
続きを見る
-
ワイルド・スピード1作目にてドミニクが乗ったマツダRX-7(FD3S)が競売に登場、予想落札価格は最高3353万円!ワイルド・スピードX2では別仕様に
| ワイルド・スピードX2ではジュリアス用へと換装されて登場 | 出品に際してはユニバーサルによる履歴照明も添付される さて、人気映画シリーズ「ワイルド・スピード」には様々なクルマが登場し、撮影に使用 ...
続きを見る
-
「ワイルド・スピード MAX」にてポール・ウォーカーが実際にドライブしたR34 GT-Rが競売に!シート位置はポール・ウォーカー(188cm)が乗ったときから動かしていないそうだ
| リヤフォグのレンズのカラーに至るまでポール・ウォーカーの指示によってカスタムされた”こだわりの一台” | さらにはボディラインを際立たせるために一切ステッカーを貼ってない さて、昨年「オークション ...
続きを見る